<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>都城で輝く女性たち - Think都城</title>
	<atom:link href="https://think-miyakonojo.jp/women/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://think-miyakonojo.jp</link>
	<description>深く多面的に、考える。</description>
	<lastBuildDate>Tue, 09 Jun 2026 11:56:11 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.0</generator>

<image>
	<url>https://think-miyakonojo.jp/images/2023/10/cropped-tm_fav_528-32x32.png</url>
	<title>都城で輝く女性たち - Think都城</title>
	<link>https://think-miyakonojo.jp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>可能性を引き出すプロデュース アートディレクター・ステレオテニスさん</title>
		<link>https://think-miyakonojo.jp/article/11434/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=%25e3%2582%25b9%25e3%2583%2586%25e3%2583%25ac%25e3%2582%25aa%25e3%2583%2586%25e3%2583%258b%25e3%2582%25b9%25e6%25b0%258f%25ef%25bc%25a0%25e9%2583%25bd%25e5%259f%258e%25e3%2581%25a7%25e8%25bc%259d%25e3%2581%258f%25e5%25a5%25b3%25e6%2580%25a7%25e3%2581%259f%25e3%2581%25a1</link>
					<comments>https://think-miyakonojo.jp/article/11434/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[三角園 泉]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 14 Mar 2025 01:00:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[都城で輝く女性たち]]></category>
		<category><![CDATA[Instagram]]></category>
		<category><![CDATA[ステレオテニス]]></category>
		<category><![CDATA[ネオレトロまつり]]></category>
		<category><![CDATA[ネオレトロパーティー]]></category>
		<category><![CDATA[レトロ]]></category>
		<category><![CDATA[中心市街地]]></category>
		<category><![CDATA[都城市立図書館]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://think-miyakonojo.jp/?p=11434</guid>

					<description><![CDATA[<ul>
<li>“レトロ”<b>グラフィックデザイン</b>の先駆者が、まちの活性化に貢献。</li>
<li>東京・都城の2拠点で活動し、イベントなどの<b>プロデュース</b>に取り組む。</li>
<li>都城の良さを知るため、あえて“<b>一歩引いた視点</b>”からまちを見る。</li>
</ul>
The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/11434/">可能性を引き出すプロデュース <span>アートディレクター・ステレオテニスさん</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h2>明道小学校の「壁画アート」をデザイン</h2>

<div id="attachment_11498" style="width: 740px" class="wp-caption aligncenter"><img fetchpriority="high" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11498" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_01.jpg" alt="" width="740" height="417" class="wp-image-11498" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_01.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_01-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 740px) 100vw, 740px" /><p id="caption-attachment-11498" class="wp-caption-text">明道小学校の壁画に描かれているアート作品</p></div>

<p>国道10号線を挟んで都城市役所の真向かいにある市立明道小学校。その南側の壁に、にぎやかでポップ、それでいてどこか懐かしさを感じさせてくれる「壁画アート」が大きく描かれている。2022（令和4）年に同校の150周年を記念して制作されたものだ。</p>

<div id="attachment_11542" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11542" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_13.jpg" alt="" width="600" height="400" class="wp-image-11542" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_13.jpg 1200w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_13-768x511.jpg 768w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /><p id="caption-attachment-11542" class="wp-caption-text">壁面アート制作時の様子<span>（提供：ステレオテニスさん）</span></p></div>

<p>よく見ると、中央で大きな2本の手が握手をしている。“左手”側いっぱいに子どもたちの手形が押してある一方で、“右手”側は空いている。次世代の子どもたちによって押される日を、今か今かと待っているようだ。</p>
<p>この壁画アートのデザインを手がけたのは、明道小学校の卒業生でもあるアートディレクターのステレオテニスさん。1980年代のノスタルジックなテイストを取り入れたグラフィックデザインで注目を集め、「電気グルーヴ」など多くの有名ミュージシャンや著名企業とのコラボレーション、空間プロデュース、独自のイベント企画など、幅広い分野で活躍している。</p>

<div id="attachment_11463" style="width: 740px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11463" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Park03.jpg" alt="" width="740" height="417" class="wp-image-11463" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Park03.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Park03-768x432.jpg 768w" sizes="(max-width: 740px) 100vw, 740px" /><p id="caption-attachment-11463" class="wp-caption-text">アートディレクターのステレオテニスさん。明道小学校の卒業生でもある</p></div>

<p>そんな彼女は今、東京と都城で2拠点活動を送りながら、イベントやクリエイターなどの“プロデュース”に勤しむ。</p>
<p>第一線での活躍で得た知見やノウハウを商店やイベント、クリエイターなどにフィードバック。都城のまちやひとを活性化させている彼女の稀有な活動と思想を追った。</p>

<div id="attachment_11474" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11474" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis09.jpg" alt="" width="600" height="338" class="wp-image-11474" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis09.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis09-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><p id="caption-attachment-11474" class="wp-caption-text">ステレオテニスさんがデザインしたジャケット</p></div>

<h2>図書館でトークイベントを開催</h2>
<p>東京で活躍するステレオテニスさんが地元での活動にも力を入れるようになったきっかけは、都城市立図書館のリニューアルだった。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis01.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-11466" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis01.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis01-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>「2018年に祖母の四十九日で帰省した際、大きな図書館が近所に建設中で、その次に帰省した際に完成した施設を見たら、そのあまりの大きさと立派さに驚いてしまって。都城には有名なアーティストの方もいらっしゃって個別では活動しているものの、広く開かれた知的欲求を満たしてくれるような場所がないように以前から感じていたので、文化発信拠点として図書館には大きな可能性があるんじゃないかなと思ったんです」</p>
<p>以前から、都城や宮崎、鹿児島でどんな人たちが活躍しているのかを知りたいと、 直接会いに行ってインタビューをするフィールドワークをしていたこともあって、それを元にした企画を図書館へと持ち込んだ。</p>

<div id="attachment_11507" style="width: 350px" class="wp-caption alignright"><a href="https://mallmall.info/event.html?no=671" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11507" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_10.jpg" alt="" width="350" height="482" class="wp-image-11507" /></a><p id="caption-attachment-11507" class="wp-caption-text">「おしえて先輩！」のフライヤー<span>（<a href="https://mallmall.info/event.html?no=671" target="_blank" rel="noopener">都城市立図書館のウェブサイト</a>より）</span></p></div>

<p>企画内容は、「“好き”を仕事にしている人に話を聞く」をテーマにゲストを招き、さまざまな働き方や生き方があることを伝えるイベントの開催。提案したところ、レギュラーの企画として採用され、2018（平成30）年の図書館リニューアル初年度から『おしえて先輩！』というトークイベントが始まった。</p>
<p>ステレオテニスさん自身がゲストとなった初回を皮切りに、国内外で個展を開く版画家の黒木周さんや、雑誌や書籍、アパレルなどのイラストを手がけるオカタオカさんなど、都城や近辺地域で活躍する人たちを招き、コロナ禍に入るまで全10回開催された。</p>
<p>「でも、都城の近辺にもいわゆる“サラリーマン”ではなく、ちょっと変わった仕事や経歴を持つ人がこんなにいるんだよということを伝えられたという意味ではとても手応えがありました」</p>
<p>「私自身、フィールドワークを行いながら、『都城にも面白い生き方をしている人がこんなにいるんだ』と励まされたところがあったので、イベントを通して『いろんな生き方ができるんだよ』というアプローチができたように感じています」</p>
<h2>自分の能力を試し、活かせる場</h2>
<p>この図書館でのイベント開催は、ステレオテニスさんをより都城へ傾倒させ、彼女のキャリアを大きく方向転換させることになる。</p>
<p>これを機にビジネスの拠点を東京と都城の2拠点体制とし、自身の役割をアートワークなどの「デザイン」中心から、全体を見る「プロデュース」へと広げた。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis08.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-11473" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis08.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis08-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>「それまでは不特定多数に受け入れられるデザインを作ることがメインでしたが、プロデューサーとして、物事を全体的に動かせるような立場にチャレンジしたいと思っていたところだったんです。そんなときにリニューアルした図書館と出合ったことで、自分の能力を試せる場になるんじゃないかと思いました」</p>
<p>「自分の思いを原動力にするのであれば、やっぱり地元である都城が適していた。それまでは（東京以外で）活動拠点先を増やすきっかけや、自分の意志を共有できそうな場がなかったのですが、図書館ができ、いろんな面白い活動をしている仲間のような人たちがいたことで、都城が活動の場として大きな選択肢となったという感じです」</p>
<p>彼女が目指したのは単なるイベントプロデューサーではない。「可能性（ポテンシャル）」を引き出し、新たな価値を創るプロデューサーだ。</p>
<p>図書館でのイベントを経て、都城での活動の基盤も徐々に整い始めた。何かできることはないかと探索しているときに、たまたま訪れたのが老舗の婦人服店「ヤママン呉服店」。レトロな服の取り扱いが多く、中高生時代によく通っていて、今もなお営業しているお店だった。</p>

<div id="attachment_11500" style="width: 740px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11500" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_03.jpg" alt="" width="740" height="417" class="wp-image-11500" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_03.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_03-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /><p id="caption-attachment-11500" class="wp-caption-text">中心市街地の中央通りに面する老舗の婦人服店「ヤママン呉服店」</p></div>

<p>久しぶりに訪れてみると、昔と変わらずレトロな服がたくさん並んでいて驚いたステレオテニスさん。店長に「まだこんなにあるんですね」と聞くと、「人気のある商品も多いんですが、なかなか売れないものもあって困っています」との答え。</p>
<p>「だったら、一緒になにか始めましょうよ！」。そうして始まったのが、「<a href="https://pubu.thebase.in/" target="_blank" rel="noopener">MOM’s DRESSER（マムズドレッサー）</a>」だった。</p>
<h2>婦人服店の在庫を「リブランディング」</h2>

<div id="attachment_11503" style="width: 350px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11503" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_06.jpg" alt="" width="350" height="466" class="wp-image-11503" /><p id="caption-attachment-11503" class="wp-caption-text">ヤママン呉服店の店内<span>（提供：ステレオテニスさん）</span></p></div>

<p>ステレオテニスさんがロゴやコンセプトを考案し、商品在庫の中から商品をセレクト。新たな価値を吹き込み、多くの人へ商品を届ける「リブランディング」のプロデュースだ。</p>
<p>取り扱う商品は、1970〜90年代に生産された「デッドストック」と呼ばれる新品ばかり。ファストファッションやトレンドファッションとは一線を画す、個性的なデザインと仕立ての良さが特徴だ。</p>
<p>地方よりも東京で需要があるはずと見込み、まずは2018年、東京で知り合いのお店を借りて販売したところ、反応が良かったことから翌年、本格的にプロデュースをスタートさせた。</p>

<div id="attachment_11501" style="width: 350px" class="wp-caption alignright"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11501" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_04.jpg" alt="" width="350" height="466" class="wp-image-11501" /><p id="caption-attachment-11501" class="wp-caption-text">自分に似合う服を“お見立て”してもらえるのも魅力<span>（提供：ステレオテニスさん）</span></p></div>

<p>「まだまだ在庫はあり、かつ状態の良い商品が多いんです。ヤママン呉服店の方々が愛着を持って大切に保管していらっしゃったからこそ、その思いに応えたいという気持ちもベースにはあります。先方にとってはさばききれない在庫を抱えているという課題でもあり、それを少しでも解消できるならという気持ちもありました」</p>
<p>「何もしなければただの在庫のままですが、私がプロデュースしたりデザインを与えたりすることによってその価値が変わり、手にとってくれる人が増えていくという体験はとてもおもしろかったし、自分にしかできない能力だと感じられて、かつ先方も助かっていることをなによりうれしく感じました」</p>

<div id="attachment_11502" style="width: 350px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11502" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_05.jpg" alt="" width="350" height="466" class="wp-image-11502" /><p id="caption-attachment-11502" class="wp-caption-text">東京での販売会の様子<span>（提供：ステレオテニスさん）</span></p></div>

<p>スタートから6年以上が経った。レトロファッションを再評価する機運も高まっているのか、実際にヤママン呉服店へ足を運ぶお客さんは増えたという。現在は1〜2カ月に一度ほどのスパンで販売会を東京で実施しながら、ECサイトでの販売を行うなどしている。</p>
<p>「ファストファッションが流行する一方で、ひとつの服を長く大切に着続けようという流れも確実にあるので、そういった流れに加えて『ファッションを楽しむ』ことも掛け合わせて、より幅広い人たちにマムズドレッサーの取り組みが認識されていってほしいと思っています」</p>
<p>“レトロ”に強いプロデューサーは、まちに活気も与え始めた。</p>
<h2>“なんかワクワクできそう”な未体験イベント</h2>

<div id="attachment_11543" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11543" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_14.jpg" alt="" width="600" height="400" class="wp-image-11543" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_14.jpg 1200w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_14-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><p id="caption-attachment-11543" class="wp-caption-text">ネオレトロパーティーの様子<span>（提供：ステレオテニスさん）</span></p></div>

<p>どこか懐かしさを感じさせる飲食、雑貨、ファッションなどの販売に、レトロな音楽……。「ステレオテニスの」という冠がついたイベントがまちなかで繰り広げられた。2023（令和5）年5月に開催された「ネオレトロまつり」と、2024（令和6）年9月に開催された「ネオレトロパーティー」だ。</p>
<p>「ネオレトロ」の名の通り、懐かしさと未来とが混じり合うことがコンセプト。中心市街地中核施設「Mallmall」の中央にある「まちなか広場」で開催され、自ら東京から招いたDJなどによるパフォーマンスや、時代感の出るようなお店が並ぶマルシェなどで構成された。</p>

<div id="attachment_11510" style="width: 350px" class="wp-caption alignleft"><a href="https://www.my-machitan.jp/event/230503_neo-retro/" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11510" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_11.jpg" alt="" width="350" height="495" class="wp-image-11510" /></a><p id="caption-attachment-11510" class="wp-caption-text">「ネオレトロまつり」のフライヤー<span>（「<a href="https://www.my-machitan.jp/event/230503_neo-retro/" target="_blank" rel="noopener">都城圏域のイベント&amp;スポットまちたん</a>」より）</span></p></div>

<p>「かつて自分が遊んだ場所に、当時と同じくらいまでとは言わなくても、にぎわいを創り出したい。すごく楽しかった思い出があるので、人がたくさん集まるイベントを開催することで、自分と同じように楽しい思い出を作ってほしいなと思ってスタートさせました」</p>
<p>プロデュースしたステレオテニスさんはそう話す。とはいえ、誰もが知るような出演者がやってくるわけではない。誰もが知る曲ばかりが流れるわけでもない。</p>
<p>「『よく分かんないけど楽しそうだから行ってみよう！』というイベントとなる仕掛けを作ることを意識しました。『こんなカルチャーがあるんだ！』と感じてほしいと思っていますし、実際にお客さんからは『なんかワクワクするものがありそう』という期待感の高さを感じます」</p>
<p>一方、軒を連ねるマルシェや、装飾などのスタッフは地元からの参加が中心。都城にも優れた「クリエイター」がたくさんいることに気づかされた。だからこそ、プロデューサーとしての強みを生かすことができたと語る。</p>
<h2>クリエイターの持つ力を「拡張」</h2>

<div id="attachment_11511" style="width: 350px" class="wp-caption alignright"><a href="https://www.my-machitan.jp/event/240921_neoretro-party/" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11511" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_12.jpg" alt="" width="350" height="495" class="wp-image-11511" /></a><p id="caption-attachment-11511" class="wp-caption-text">「ネオレトロパーティー」のフライヤー<span>（「<a href="https://www.my-machitan.jp/event/240921_neoretro-party/" target="_blank" rel="noopener">都城圏域のイベント&amp;スポットまちたん</a>」より）</span></p></div>

<p>「都城に優れたクリエイターはたくさんいるんですが、その人たちを面白く、かつ今までにないかたちで引き上げる役割の人はあまりいない気がするんです。つまり、プロデューサーやディレクター、編集者といったポジションの人たちが少ない。だから、どうしてもクリエイターは個々の能力の範囲内で活動することが多くなりますよね」</p>
<p>「でも、全体的に物事を見ることのできる人間がいれば、クリエイターだけでは伸ばすことの難しい能力をバンッと“拡張”させることができる。私自身、アートディレクターとして活動してきて、そういった役割を担えるということは強みだと思っています」</p>
<p>2回目となるネオレトロパーティーでは、1回目の経験や反省をもとに、地元クリエイターのポテンシャルを引き出すことをより意識したと語る。</p>

<div id="attachment_11544" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11544" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_15.jpg" alt="" width="600" height="400" class="wp-image-11544" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_15.jpg 1200w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_15-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><p id="caption-attachment-11544" class="wp-caption-text">ステージの様子<span>（提供：ステレオテニスさん）</span></p></div>

<p>「地元のバルーンアーティストの方にステージの装飾を依頼したんですが、ただお願いするだけではなく、私の頭の中と彼女とをドッキングさせた上で動いてもらいました。自分がやりたいことだけを詰め込むのではなく、彼女の良さを引き出していくことも大切にしたんです」</p>
<p>『私はこんなことをしたいんだけど、表現できそう？』という対話を通して一つの世界観を作り上げていくことは、これまでアートディレクターの経験を通して東京で何度もやってきたこと。その結果、想像していたよりもずっと素晴らしいステージを作ってもらえました」</p>
<p>自分の思いや表現したいものをきちんと伝え、そのひとを拡張させていく――。</p>
<p>先述のマムズドレッサーも同じ構造で、もともとのポテンシャルをステレオテニスさんが引き伸ばしたり拡張したりすることで新たな価値が生まれ、多くの人たちに受け入れられていった。</p>
<p>「『ネオレトロ』にしても、別のイベントにしても、自分が周囲のポテンシャルを引き出して、価値を変えていくということはやっていきたい。ゆくゆくは都城のカルチャーの発展へとつながったらうれしいです」。ステレオテニスさんはそう先を見据えている。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Park02.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-11462" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Park02.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Park02-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<h2>高校生の編み物作家「うららさん」とコラボ</h2>
<p>個別に優れた才能を持つクリエイターの“発掘”と、その能力を引き出す“拡張”からなるプロデュースはこれにとどまらない。偶然の出会いから生まれた活動もある。都城在住の編み物作家「うららさん」とのコラボレーションだ</p>
<p>友人のスマホのショルダーストラップがとても素敵で、オーダーメイドだと聞いたことから、ハンドメイド作家さんだろうと思い込み、作ってもらうために連絡を取って会いに行ってみると、そこにいたのは女子高校生とその母親だった。</p>

<div id="attachment_11506" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-11506" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_09.jpg" alt="" width="600" height="400" class="wp-image-11506" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_09.jpg 1200w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_09-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><p id="caption-attachment-11506" class="wp-caption-text">うららさんとステレオテニスさん<span>（提供：ステレオテニスさん）</span></p></div>

<p>うららさんは不登校だった小中学生の頃にお母さまのすすめで編み物をするようになったという。編み物に没頭することで自信を取り戻し、「うららニット」として作品の受注制作や編み物教室の先生を務めるまでに成長した。</p>
<p>それを聞き、「好きなことで自分の居場所を見つけられるなんて、すばらしい！」と感動したステレオテニスさんは、コラボレーションの話を持ちかけた。</p>
<p>「うららさんの経験や活動を多くの人に伝えたいと思ったこともその理由ですが、私とのコラボレーションを通して彼女の能力やポテンシャルも引き出せないかなと。マムズドレッサーやネオレトロの活動と同じです。私が一緒に取り組むことで、色使いやセンス、仕事の仕方などが彼女にとって学びになればいいなと思ったんです」</p>
<blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DECmKGUyZFN/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style="background: #FFF; border: 0; border-radius: 3px; box-shadow: 0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width: 540px; min-width: 326px; padding: 0; width: calc(100% - 2px);">
<div style="padding: 16px;"><a href="https://www.instagram.com/p/DECmKGUyZFN/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style="background: #FFFFFF; line-height: 0; padding: 0 0; text-align: center; text-decoration: none; width: 100%;" target="_blank" rel="noopener">
<div style="display: flex; flex-direction: row; align-items: center;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div>
<div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div>
</div>
</div>
<div style="padding: 19% 0;"></div>
<div style="display: block; height: 50px; margin: 0 auto 12px; width: 50px;"><svg width="50px" height="50px" viewbox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div>
<div style="padding-top: 8px;">
<div style="color: #3897f0; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; font-style: normal; font-weight: 550; line-height: 18px;">この投稿をInstagramで見る</div>
</div>
<div style="padding: 12.5% 0;"></div>
<div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;">
<div>
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div>
</div>
<div style="margin-left: 8px;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div>
<div style="width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg);"></div>
</div>
<div style="margin-left: auto;">
<div style="width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div>
<div style="width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div>
</div>
</div>
<div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div>
</div>
</a>
<p style="color: #c9c8cd; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; line-height: 17px; margin-bottom: 0; margin-top: 8px; overflow: hidden; padding: 8px 0 7px; text-align: center; text-overflow: ellipsis; white-space: nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/DECmKGUyZFN/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style="color: #c9c8cd; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; font-style: normal; font-weight: normal; line-height: 17px; text-decoration: none;" target="_blank" rel="noopener">ステレオテニスのひとみ(@stereo.tennis)がシェアした投稿</a></p>
</div>
</blockquote>
<p><script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script></p>
<p>ステレオテニスさんがデザインし、うららさんが編んだスマホのショルダーストラップを2024（令和6）年末に販売した。数量限定で用意した商品は、販売開始当日にあっという間に売り切れとなった。</p>
<p>「もちろん、商品のデザインもその一因となったと思うけれど、うららさんのこれまでのストーリーに心を打たれた人が多かったんじゃないか」とステレオテニスさんは分析する。</p>
<h2>“共通言語”だけじゃ伝わらない</h2>
<p>こうした都城での活動が、自身の成長にも大きくつながったと彼女は感じている。</p>
<p>マムズドレッサーやネオレトロなどとは違い、若い10代の女の子とのコラボレーションとなったうららさんとの活動。もはや母親と年齢が近いくらいだったが、うららさんに対してもきちんと敬語を使い、彼女が緊張しないような雰囲気で接するように心がけた。</p>
<p>同時に、「自分だけがわかる伝え方をしないこと」を強く意識した。うららさんに限らず、「都城で仕事をする上で常に気をつけるようにしている。でも、これを意識するようになったのはここ1年くらいなんですよね。ちょっと遅かったかもしれない」と笑うステレオテニスさん。彼女はこう続ける。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis02.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-11467" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis02.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis02-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>「以前は、自分だけが分かるような“自分語”で話してしまいがちでした。また、年齢が近かったり、やっていることが似ていると思ったりした相手には“共通言語”で話をする気持ちよさもあった。でも、都城で仕事をするようになって、これまで接点がなく、私との共通言語のない異なる属性の人たちとも話す機会が増え、これまでのスタンスでいるとうまくいかず、もどかしく感じてきたんです」</p>
<p>「都城で一緒に仕事をしている人の多くは、私のことを『東京から来たなんか有名な人』として、一生懸命に私の話に耳を傾けてくれるんです。だから、なんとなく私の気持ちが通じているような気になってしまっていました。だけど、本質的には伝わっていないことが多くて、結果として自分のやりたい形で成し遂げられないということが時にありました」</p>
<p>伝えたいことを相手が理解できるかどうか、というところまで考えるようになった彼女は、「自分がなぜこれを実行したいのか」ということを伝える大切さに気づいた。</p>
<p>「例えばネオレトロであれば『自分の遊んでいた場所にもっと人が来て欲しい、愛着を持てる場になってほしい』とか。お互いに根源的には同じ思いを持っているはずなのに、実際の活動では齟齬が生まれがちだったんですよね。それで、『なぜやろうと思っているのか』というところもきちんと伝えるようにしたところ、物事がスーッとうまく動く実感がありました」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis05.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-11470" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis05.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis05-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<h2>あえて選んでいる「2拠点」</h2>
<p>カルチャーへの造詣とプロデュースの能力を引っ提げて都城を輝かせ、自身も成長し、輝くステレオテニスさん。これほどまでに肩入れする地域は「都城だけ」。2拠点での活動を続けていると、「都城に帰ればいいんじゃない？」と言われることもあるというが、彼女にはこだわりがある。</p>
<p>「東京で培った物事の考え方を都城での活動に落とし込みたい。“他者（よそもの）視点”を持ちながら愛着のある地元で仕事をしたくて2拠点活動を選んでいます。海外に留学することで日本の良さを知るみたいなことと同じで、東京にいるからこそ都城のことを良く知ることができるし、まちの変化も分かりやすいんですよね」</p>
<p>「都城だけを拠点にしてしまったら、イベントも違ったかたちになってしまいそう」とも話すステレオテニスさんはこう続ける。</p>
<p>「2拠点をあえて選んでいるのは、自分の知りうる範囲から出て、ネット上にはないリアルな変化や体験、人々の声や交流の様子を知るため、また、物事の捉え方が狭くなってしまわないようにするためです。一歩引いた視点から俯瞰的に都城を見ることで、どんなものが都城にあって、どんなものがないのかということがわかり、さらには都城のすばらしさに改めて気付かされることもあります。そして、それが企画のアイデアにつながることも多いので、偏った地元愛を持ちすぎないようにしています」</p>
<p>2拠点での活動を本格的にスタートさせてから8年目だが、まだまだ都城には面白い点がたくさんあると感じている。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis07.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-11472" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis07.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Stereotennis07-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>「活動の場が東京でなくても、すばらしいセンスを発揮している人が多くいることに気がつきました。そこに対して、“監督”とまで言うとちょっと偉そうですけど、クリエイターをうまく組み合わせたり、ポテンシャルを拡張させたりすることを通して、もともとの価値を“トランスフォーム（変質）”させる役割を担っていけたらと思っています」</p>
<p>「新しいものをゼロから創り出していくのではなく、異なるものを組み合わせたり、拡張したりして価値を変質させ、新しいものにしていくということは、これまで私自身がグラフィックデザイナーとしてやってきたこと。自然や人、施設など、都城はたくさんの可能性が詰まった宝庫だと思っているので、自分なりの価値観でトランスフォームさせていきたいですね」</p>
<p>ただし、そこに気負いはない。前提として「あくまで自分が面白いと思うことをやっていくだけです」とし、「結果として、都城のためになるのであればうれしい」と付け加えた。</p>
<p>原動力としているのは自分自身が楽しみ、おもしろがること。彼女は軽やかにまちの色を塗り替えていく。古い価値に縛られることなく、あふれるアイデアとともに。次はどんな色を見せてくれるのだろうか。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Park05.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-11465" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Park05.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2025/03/Woman05_Park05-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/11434/">可能性を引き出すプロデュース <span>アートディレクター・ステレオテニスさん</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://think-miyakonojo.jp/article/11434/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>活躍する女性3人の思い　人生、楽しく生きたもん勝ち！</title>
		<link>https://think-miyakonojo.jp/article/4414/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=04-%25e6%25b4%25bb%25e8%25ba%258d%25e3%2581%2599%25e3%2582%258b%25e5%25a5%25b3%25e6%2580%25a73%25e4%25ba%25ba%25e3%2581%25ae%25e6%2580%259d%25e3%2581%2584%25e3%2580%2580%25e4%25ba%25ba%25e7%2594%259f%25e3%2580%2581%25e6%25a5%25bd%25e3%2581%2597%25e3%2581%258f%25e7%2594%259f%25e3%2581%258d%25e3%2581%259f%25e3%2582%2582</link>
					<comments>https://think-miyakonojo.jp/article/4414/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[井上 理（いのうえ・おさむ）]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Mar 2023 05:02:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[都城で輝く女性たち]]></category>
		<category><![CDATA[シフトプラス]]></category>
		<category><![CDATA[ジェンダーギャップ]]></category>
		<category><![CDATA[フジタカデザイン]]></category>
		<category><![CDATA[創良紙]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[男女格差]]></category>
		<category><![CDATA[肉と焼酎]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://think-miyakonojo.jp/?p=4414</guid>

					<description><![CDATA[<p>今回は、都城でキャリアを築き、“輝く”女性3人が、「男女格差」から都城の女性像、離婚、まちづくりの提言まで、多岐にわたって鼎談を繰り広げます。</p>
The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4414/">活躍する女性3人の思い　<span>人生、楽しく生きたもん勝ち！</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="su-spoiler su-spoiler-style-“fancy” su-spoiler-icon-plus su-spoiler-closed" data-scroll-offset="0" data-anchor-in-url="no"><div class="su-spoiler-title" tabindex="0" role="button"><span class="su-spoiler-icon"></span>テーマ［ 都城で輝く女性たち ］の記事一覧</div><div class="su-spoiler-content su-u-clearfix su-u-trim"><ul class="lcp_catlist" id="lcp_instance_0"><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4117/" target="_blank">「ジェンダーギャップ」の現在地　<span>男女格差、全国から九州・宮崎まで</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/" target="_blank">デザインで都城を支える女性集団　<span>フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4296/" target="_blank">「女性を笑顔に」支援活動続けて8年　<span>スマイルラボ社長・大工蘭子さん</span></a></li><li class="current"><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4414/" target="_blank">活躍する女性3人の思い　<span>人生、楽しく生きたもん勝ち！</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/11434/" target="_blank">可能性を引き出すプロデュース <span>アートディレクター・ステレオテニスさん</span></a></li></ul></div></div>
<h2>ジェンダーギャップ、感じますか？</h2>
<p class="question">——　日本の「ジェンダーギャップ（男女格差）」は世界の先進国で最低レベルにあります。また、地方のほうが都市部に比べて男女格差がある傾向にあります。都城に住み、働く身として、どう感じているのか。そのあたりからお聞かせください。</p>

<div id="attachment_883" style="width: 250px" class="wp-caption alignright"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-883" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_ono.jpg" alt="小野祐希（おの・ゆうき）" width="250" height="248" class="wp-image-883" /><p id="caption-attachment-883" class="wp-caption-text"><b>小野祐希（おの・ゆうき）</b><br />
<span>シフトプラス都城営業所副所長。都城市出身、39歳。都城市役所の臨時職員などを経て、2017年、33歳で、ふるさと納税の関連業務を受託しているシフトプラスに入社。2022年、副所長に就任。都城市などからのふるさと納税関連の業務委託を束ねている</span></p></div>

<p><span class="anser2">小野</span>　日常的になにか格差を感じているかというと、あまりないです。たまに、あっ、と思うことはあります。例えば、寄附者さまのクレーム対応の際、「上を出せ」と言われたときに電話をかわると、「いや、オンナかよ」みたいな発言をされたり。そういうときに感じます。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　私が前にいた会社は、もともと女性が少ない職場で、特に制作の現場になると男性が多かったのですが、私はそれが楽で。動じないというか、言いたいことは言って、それなりにちゃんと聞いてもらい、自由にさせてもらっていたので、自分自身は、あまり格差を感じたことはありませんでした。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　私も、二十歳くらいに建設会社の事務をしていたときは、ほとんどが男性の職場で女性の事務員が3人という感じで、それが当たり前みたいな風潮だったので、そのときは格差を感じたことはあります。今は本当に女性ばかりの職場ですし、仕事をしながらそういうことを考えたり、感じたりはしないですね。</p>
<h2>「彼氏作らないの？」「雇わないの？」</h2>

<div id="attachment_883" style="width: 250px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-883" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_fjtk.jpg" alt="藤髙未紗（ふじたか・みさ）" width="250" height="248" class="wp-image-883" /><p id="caption-attachment-883" class="wp-caption-text"><b>藤髙未紗（ふじたか・みさ）</b><br />
<span>フジタカデザイン社長。都城市出身、44歳。2011年、32歳で独立。フリーランスとしてウェブサイト制作などを手がける傍ら、2013年、都城の地域情報サイト「ビィハピ」を立ち上げる。2021年4月、株式会社フジタカデザインを設立。1500点以上ある都城市のふるさと納税のバナー画像デザイン・制作を一手に引き受けている</span></p></div>

<p><span class="anser3">藤高</span>　ただ、仕事・プライベートにかかわらず、「彼氏を作らないのはもったいない」と言われるのは気になります（笑）。どういう意味での「もったいない」なんだろう、と思っていて。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　私は「なんで人を雇わないの？もったいない」とかは、結構言われます。ありがたいんですけどね。ただ、自分の性格と言いますか。どちらかというと、リーダーがいてそれを支える裏方。例えば、うちの主人がやっている居酒屋のことやイベントなども、裏方が向いてるというか、これでいいと思っているんだけれど。その感覚に、今のお話は近いのかなと。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　そうおっしゃる方は、「世間的にそれが当たり前」という常識を持たれていて、それを伝えているのかな。</p>

<div id="attachment_4597" style="width: 250px" class="wp-caption alignright"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4597" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki_2-300x300.jpg" alt="" width="250" height="250" class="wp-image-4597" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki_2-300x300.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki_2-150x150.jpg 150w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki_2.jpg 500w" sizes="auto, (max-width: 250px) 100vw, 250px" /><p id="caption-attachment-4597" class="wp-caption-text"><b>yuki（ゆき）</b><br />
<span>創良紙.works デザイナー。鹿児島市出身41歳。小学生の頃に親の転勤を機に約30年以上、都城で暮らす。市内の印刷会社勤務を経て2013年、独立。現在、夫とともに、居酒屋の経営に携わりながら、日中は、ロゴデザインや、パッケージデザインをはじめ、主に、行政・企業・飲食店・美容室など、さまざまな媒体のデザインを手がけている</span></p></div>

<p><span class="anser">yuki</span>　確かに。「なんで子どもがいないの？」とか、気にかけて言ってくれる人もいるけれど、たまにびっくりするような表現で言われたりは、あったかなぁ。</p>
<p><span class="anser2">小野</span>　デリカシーないですね……。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　東京だったら大問題だろう、みたいな言われ方もありましたね（笑）。まあ、うまく返す技も身につけましたし、私は今の主人と2人の生活、すごく幸せです。</p>
<h2>都城の女性像「責任感が強い」</h2>
<p class="question">——　都城の女性に対しては、どんな印象というか、女性像を抱いていますか？</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　私の周りは、自分でなにかしら動いている方だったり、その考え方がすごく好きだと思える方だったり、人として素晴らしい方、素敵な方が多いなと思っていて、だからこそ、自分も頑張れるというか、良い影響をいただいています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_fujitaka_3shot-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4629" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_fujitaka_3shot-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_fujitaka_3shot-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_fujitaka_3shot-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_fujitaka_3shot.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p><span class="anser">yuki</span>　そうですね。今、（藤高）未紗さんが言われたことは本当に同感。私のデザインの仕事も、お客さまは地元の方が多いんですけれど、女性で起業されて、お店をやられて10年という方も何人かいらして、そういう方々の過程をずっと見させてもらっているなかで、どんなことがあっても、なにがあってもやっていこう、みたいなエネルギーを持っている方がすごく多いのかな、と感じています。</p>
<p><span class="anser2">小野</span>　でも、頑張り過ぎちゃう、みたいなところはある気がします。例えば、スタッフが子どもを迎えに行ってオフィスに戻り、買ってきたお弁当を横で食べさせながら、夜遅くまで仕事をしている。もちろん「強制」はしていません。「早く帰ってね～」と言っているんですけれど、そういうスタッフはたくさんいます。</p>
<p>うちの場合は、やらなければならない仕事が終わったら休めるとか、ある程度、自分で調整できるので、そういうのも影響しているとは思うんですけれど、それにしても、仕事への責任感がすごいというか。まじめなのかな。本当に「大丈夫なの？」と心配になるくらい、頑張っている人が多い。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　確かに。責任感はすごく強いかもしれないですね。</p>
<h2>夫婦円満か、離婚して幸せか</h2>
<p class="question">——　宮崎県の離婚率が全国平均より高いというのはデータとして出ているのですが、肌感覚として、周囲でも離婚している女性はわりと多いと感じられますか？</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　そういう数字が出ているというのは聞いたことはあるんですけれど、あくまで一つの選択肢として離婚する道もあって、それを自分で選んでいるという感じもするのと、未紗さんのように、離婚という道を選択された女性がどんどんステップアップしていくのも見ています。お子さんのためにも、ちゃんと未来を築いていこうという思いや行動力、パワーを感じます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki03-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4528" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki03-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki03-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki03-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki03.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　でも、どっちかなの。離婚して幸せになるのか、夫婦ですごく仲良くて幸せなのか。極端な気がします。</p>
<p>男女が、尊敬し合ってずっと一緒にいられるって奇跡だと思う。いつも友達に「奇跡の夫婦やね」と言っているんだけれど。yukiちゃんのところもそうだと思うし、本当、すごいね。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　本当にありがたいなと思いますね。もちろん、日々いろんな問題はありますが、コロナ禍でお店を改装して、音楽も楽しんでもらえる空間を作ったり、イベントなども企画したりと、一緒に切磋琢磨できる存在でもありますし。</p>
<p><span class="anser2">小野</span>　うらやましいなと思います（笑）。私は、今は離婚してよかったな、とは思いますけれど、それは結果論。きっとそうじゃない人もいると思いますし、ここにくるまで苦労もありました。</p>
<h2>つらい自分でいることを選択している</h2>
<p class="question">——　出産・子育てや離婚など、ライフステージの変化によって、我慢している女性、苦しんでいる女性もいます。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　私も、つらい時期もありましたよ。「自分らしさ」を出せている今の自分と、かけ離れていた時期もあったんだけれど、でも、それがあるから今があるんです。</p>
<p>私は、自分らしさを出せるように変わったきっかけがあって。</p>
<p>離婚のときなんですけれど、本当はどういうふうに生きたいのか、どんなことをやっていきたいのかとか、自分を見つめ直したタイミングで「変わりたい」と強く思って。そこから変わる努力をし続けていった。そういう選択をしていきました。</p>
<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/" class="cardlink" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <div class="cardlink_thumbnail">
        <img decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman2_hero2-500x500.jpg">
    </div>
    <div class="cardlink_content">
        <span class="cardlink_timestamp">2023.03.10</span>
        <div class="cardlink_title">
            デザインで都城を支える女性集団　<span>フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</span>
        </div>
        <div class="cardlink_excerpt"><span>都城市で活躍し、輝いている女性にフォーカスし、男女格差をなくす糸口を探ります。まずは、ウェブデザインやパンフレット制作などを都城市で手がけるフジタカデザインの創業者、藤高未紗さんの「生き方」に迫ります。...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
</a>

<p><span class="anser3">藤高</span>　今思えば、つらいと感じていた時期の私は、自分がそこを選んでいたというか、じつは心地がよかったのかもしれない。そういう自分であることを選択していた側面はあると思います。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　私も、「私、なにに気を遣っているんだろう」みたいな時期はあったんですね。幸せになりたくて、一つひとつ選んでいるんだけれど、なかなかそううまく行かないことも、人生ありますよね。</p>
<h2>人に恵まれている</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_ono03.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4536" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_ono03.jpg 1480w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_ono03-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_ono03-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_ono03-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p><span class="anser2">小野</span>　私は離婚もそうですし、今の仕事もそうですが、そのときそのときの思いつきで行動するタイプでして。離婚となって、子どもに不憫な思いをさせないように育てようと思ったとき、やっぱり稼がないといけないから「どうしよう」と思って。でも幸い、私は運よく今の会社に入れてもらっていたので、誰よりも頑張ろうと。</p>
<p>それまでの私は、なんとなく生きるために働く、という感じだったんですけれど、それが今の仕事に変わってからやりがいを見いだし、プラス、子供たちを育てる責任も伴って。タイミングが、運よく重なったということだと思います。</p>
<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/3824/" class="cardlink" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <div class="cardlink_thumbnail">
        <img decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/change04_hero_new-500x500.jpg">
    </div>
    <div class="cardlink_content">
        <span class="cardlink_timestamp">2023.03.07</span>
        <div class="cardlink_title">
            地方に寄り添うシフトプラス　<span>巨大市場の黒子が狙う次の官民“共創”</span>
        </div>
        <div class="cardlink_excerpt"><span>地方から始まる変革。第2回は、地方に寄り添いながら自治体とともに成長を遂げる知られざるITベンチャー、シフトプラスを取り上げます。「ふるさと納税」という巨大市場の全国的な黒子は、次のフェーズへ向け本社を都城市に移設することを決めました。...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
</a>

<p><span class="anser3">藤高</span>　小野さんの上司の方から、「人とのコミュニケーションは小野さんじゃないとだめ」というお話をすごく聞いているので、やっぱり小野さんの人柄とか優しさとか、そういったところをちゃんと見てもらえているからこそ、今があるんだろうなと私は思います。</p>
<p><span class="anser2">小野</span>　本当に人には恵まれているなと思います。自分で。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　私も人に恵まれているとすごく思っていて、それこそ人との縁を大事にというか、いただいた恩はどこかで返したいという思いがすごくあって。そこは大事にしています。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　本当にそうだなと、聞いていて思います。ただ私は、日々の仕事に追われてしまって、「ご縁を大事に」をなかなか実行できてないこともあるので、未紗さんたちはそれを体現されていて、本当にすごいなと思います。そういうのが、ちゃんとできるようになりたいです。</p>
<p>あと、自分の思考回路としては、考えが「人のせい」にいくときは、ずっと迷路にいる感じがするから、人のせいにしているうちは違うなと思い直すようにしています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group02_new-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4601" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group02_new-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group02_new-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group02_new-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group02_new.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<h2><strong>ジェンダーギャップ、経済「全国<span>6</span>位」の実感</strong></h2>
<p class="question">——　ジェンダーギャップ指数を「政治」「行政」「教育」「経済」の4分野で男女格差がどれだけあるかというのを都道府県別に分析した<a href="https://digital.kyodonews.jp/gender2023/" target="_blank" rel="noopener">全国ランキング</a>があります。宮崎県は、政治・行政・教育が30位後半から40位代と低調ですが、経済だけが2022年版で6位、2023年版で23位とまずまずでした。意外と女性が「稼ぎやすい」土地なのでしょうか？</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　いや〜、どうだろう……。それはわからないですね。</p>
<p><span class="anser2">小野</span>　決して稼げはしない。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　女性が、ということではないんじゃないですか。</p>
<p><span class="anser2">小野</span>　それ。もともと男性の収入が高いわけではないので、確かに男女格差はない。でも、女性が稼ぎやすいわけではない。めちゃくちゃ肌でそう感じます。</p>
<p class="question">——　女性のチャンスが多い、という話でもない。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　そういう感じではないと思います。むしろ一筋縄じゃいかないなぁと思うこともありますからね。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　そして、良くも悪くも噂はすぐ回る気がしますね。</p>
<h2>それでも都城に残る理由</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki02-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4517" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki02-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki02-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki02-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_yuki02.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p class="question">——　それでも、皆さん、この地に残って仕事を頑張っているのは、なぜですか？</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　私はいろいろ理由があるんですけれど、都城がつまらないと思ったことは一度もない。むしろ、とても楽しいです。そして、10キロ圏内をぐるぐると100キロくらい走って仕事をさせていただいているような感覚で（笑）。</p>
<p>私自身が至らないことが多いのですが、この今の環境や、お仕事をいただけていることに感謝でいっぱいです。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　私は、都城が好き。それに尽きるかな。福岡に住んでいたときも、週1くらいで一人で車で通ってきていて。飲みの場が多かったし、若かったから、すぐに帰ってきて。こっちに住めば？というくらい（笑）。</p>
<p>みんなで思いを共有するとか、なにか楽しいことを一緒にするとか、そういうことが私はすごく好きで。野菜もおいしいし、お肉もおいしいし、お酒もおいしい（笑）。コロナでちょっと引いたけれど、今でも都城はそういう楽しい場所なので、大好きです。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　月1くらいで定期的に集まって飲む「もえ」みたいな風習があったりしますもんね。寄り合いを意味する方言ですが、私たちだけじゃなくて、おじいちゃんたちも、おばあちゃんたちも、お友達同士とか公民館単位とかでやっている。「今日はもえやー」って（笑）。</p>
<p><span class="anser2">小野</span>　私も、そんなに友達は多い方ではないですけれど、高校を卒業してからも月1で絶対に集まるとか、独身のころは毎日のように誰かの家に集まって、「さぁ、飲みに行こう！」というのが頻繁だったので、退屈ではなかった。遊ぶところがなくても、それでも楽しく過ごしていました。</p>
<p>最近の若い子は、もえとは言わないかもしれないけれど、定期で集まって楽しむみたいな文化は、まだあると思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_ono02_new.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4603" /></p>
<h2>この先の未来へ</h2>
<p class="question">——　皆さんが大好きな都城の未来を考えたとき、後に続く女性や子どもたちのためにしてあげたいこと、すべきことはなんでしょうか？</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　おこがましくはなるけれど、自分で考えて自分で作っていく「場」がもっとたくさんあれば、楽しいというか、子どもたちにとってもいいのかなと思っています。私、妄想するのがすごく好きで、妄想って頭の中でなんでもできるから、思考の遊園地みたいな感じがして面白いなと思っていて。なにか「思考の学校」みたいなことができたらいいなと。</p>
<p>例えば、ちょっと堅い話だと、マスクをするにせよ、しないにせよ、言われたからそうするのではなくて、なんで自分がしているか、あるいはしないのかを説明できるようにしてあげるとか。ルールだから、ではなく、自分の考えでそういう判断ができるようになれば、それこそ生き方の「選択」にもつながっていくんじゃないかなと思います。</p>
<p><span class="anser2">小野</span>　今、yukiさんが話していた「自分で考える」というのは、今の会社を見ていても、めちゃくちゃ大事だなと思っていて。「自分で考えて動ける」人と、「仕事を待っている」人と、極端な2パターンに分かれます。</p>
<p>やっぱり、会社的に助かる人材、どんどん上に上がっていく人は、自分で考えて仕事を取りに行ける人。なので、子どものときから考えることが身についていれば、きっと将来いい人材になるんじゃないかなと。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　私も常々、同じようなことを自分の会社のみんなにも言っていて。うちの会社は「待ち」じゃなくて、本当に自分が楽しいと思えることを自分で見つけられる人材の集まりなんだよと。待ちだったら、うちじゃなくていいんじゃない？という話はよくします。</p>
<p>あと、私はなにかしらの「場」をつくることがすごくしたくて。私が好きなデザインとかアートとか食を通して、大人も子どもも、みんなで一緒に楽しんで体験できるようなイベントを、定期的に開催しようとしています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_fjtk02-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4520" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_fjtk02-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_fjtk02-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_fjtk02-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_fjtk02.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>2月19日には、「<a href="https://usaginingen.com/" target="_blank" rel="noopener">usaginingen</a>」という自作の映像機と楽器を使った夫婦パフォーマンスユニットをお呼びして、昼間は子ども向けのワークショップを、夜は大人が楽しめるトークショーも交えたパフォーマンスを、フジタカデザインのオフィスで披露してもらいました。</p>
<p>こういうのを、今から着々と広げていこうかなと思っているんですけど、それは、地域貢献とかビジネスとかじゃなくて、ただ自分が見たいから（笑）。なかなかそういう機会が都城にはないから、作ろうって。きっと、それをみんなと共有したいんだろうなぁ。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　本当に、それは一緒かもしれないです。私も、主人主催で立ち上げた音楽イベントを「Mallmall（まるまる）」などでもさせてもらっているんだけれど、主人も、原動力は「自分たちがこの光景を見たいから」という思いだと思います。みんなと一緒に感動したり、声を出して楽しんだりしたりする、あの感覚を一度味わうと忘れられません。</p>
<h2>考えることで世界が広がる</h2>
<p class="question">——　最後に、都城の女性たちにメッセージを。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　なんだろう。“だいたい”でいいんだよ〜と言いたいけれど、自分がだいたいすぎて……。怒られそうだから言えないです。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>　わかる。私も本当にそんな感じで、“てげてげ”でという感じでしょうか（注：「だいたい」を意味する方言）。人生は短いんだから、楽しく生きた方が楽というか、楽しんでいこう！みたいな。私自身が、「楽しく生きたもん勝ち」ということに気づいたから。</p>
<p><span class="anser">yuki</span>　あとは、さっきも話しましたけれど、やっぱり「考える」というのが、最近の私のテーマでして。だから、「一緒に思考していきましょう」みたいことは言いたいかな。知識を掛け算するとすごい面白いことができるって、仕事をやりながらも思う。考えて、アイデアを出して、動いたもん勝ち。自分もなかなか動けてなかったりですが。</p>
<p>今、自分には子どもがいないんですけれど、子どもがいるんだったら、そう教えたいという妄想をしながら、考えています。考えることで世界が広がっていく、みたいな？</p>
<p><span class="anser2">小野</span>　「考える街」って、かっこいいですよね。</p>
<p class="question">——　「肉と焼酎」の後に続く都城のキャッチとして、いいかもしれませんね。本日はどうもありがとうございました。</p>
<p><span class="anser3">藤高</span>・<span class="anser">yuki</span>・<span class="anser2">小野</span>　ありがとうございました！</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4516" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_group.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>&nbsp;</p>The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4414/">活躍する女性3人の思い　<span>人生、楽しく生きたもん勝ち！</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://think-miyakonojo.jp/article/4414/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「女性を笑顔に」支援活動続けて8年　スマイルラボ社長・大工蘭子さん</title>
		<link>https://think-miyakonojo.jp/article/4296/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=03-%25e3%2580%258c%25e5%25a5%25b3%25e6%2580%25a7%25e3%2582%2592%25e7%25ac%2591%25e9%25a1%2594%25e3%2581%25ab%25e3%2580%258d%25e6%2594%25af%25e6%258f%25b4%25e6%25b4%25bb%25e5%258b%2595%25e7%25b6%259a%25e3%2581%2591%25e3%2581%25a68%25e5%25b9%25b4%25e3%2580%2580%25e3%2582%25b9%25e3%2583%259e%25e3%2582%25a4%25e3%2583%25ab</link>
					<comments>https://think-miyakonojo.jp/article/4296/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[井上 理（いのうえ・おさむ）]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 16 Mar 2023 03:16:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[都城で輝く女性たち]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブデザイン]]></category>
		<category><![CDATA[ジェンダー平等]]></category>
		<category><![CDATA[スマイルラボ]]></category>
		<category><![CDATA[ミスアジアグラマー]]></category>
		<category><![CDATA[地方創生]]></category>
		<category><![CDATA[大工蘭子]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[池田宜永]]></category>
		<category><![CDATA[都城高専]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://think-miyakonojo.jp/?p=4296</guid>

					<description><![CDATA[<p>今回、フォーカスするのはITベンチャー経営者、社会起業家、そしてミスコン世界大会のグランプリ受賞者と多様な顔を持つ大工蘭子さん。「女性の笑顔を増やしたい」と言う彼女の思想に迫ります。</p>
The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4296/">「女性を笑顔に」支援活動続けて8年　<span>スマイルラボ社長・大工蘭子さん</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="su-spoiler su-spoiler-style-“fancy” su-spoiler-icon-plus su-spoiler-closed" data-scroll-offset="0" data-anchor-in-url="no"><div class="su-spoiler-title" tabindex="0" role="button"><span class="su-spoiler-icon"></span>テーマ［ 都城で輝く女性たち ］の記事一覧</div><div class="su-spoiler-content su-u-clearfix su-u-trim"><ul class="lcp_catlist" id="lcp_instance_0"><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4117/" target="_blank">「ジェンダーギャップ」の現在地　<span>男女格差、全国から九州・宮崎まで</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/" target="_blank">デザインで都城を支える女性集団　<span>フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</span></a></li><li class="current"><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4296/" target="_blank">「女性を笑顔に」支援活動続けて8年　<span>スマイルラボ社長・大工蘭子さん</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4414/" target="_blank">活躍する女性3人の思い　<span>人生、楽しく生きたもん勝ち！</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/11434/" target="_blank">可能性を引き出すプロデュース <span>アートディレクター・ステレオテニスさん</span></a></li></ul></div></div>
<h2>分野が違う3つの顔</h2>
<p>都城市の中心部、中央通り沿いにケーブルテレビ局「BTV」が入居するIT産業ビルがある。その8階に構える自身のオフィスに、彼女は一人で颯爽と現れた。</p>
<p>彼女の名は大工（だいく）蘭子さん。</p>

<div id="attachment_4583" style="width: 350px" class="wp-caption alignright"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4583" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_MAG02-200x300.jpg" alt="「ミスアジアグラマー」のグランプリ受賞時の大工さん" width="350" height="525" class="wp-image-4583" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_MAG02-200x300.jpg 200w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_MAG02-683x1024.jpg 683w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_MAG02.jpg 700w" sizes="auto, (max-width: 350px) 100vw, 350px" /><p id="caption-attachment-4583" class="wp-caption-text">2022年、「ミスアジアグラマー」グランプリ受賞時の大工さん</p></div>

<p>2022（令和4）年11月、大工さんは米ロサンゼルスで開催されたミスコン世界大会、ミス・ミセスアジアUSAで「ミスアジアグラマー」のグランプリを受賞。今年2月、宮崎県の河野俊嗣知事や、都城市の池田宜永市長を表敬訪問し、ニュースにも取り上げられた。</p>
<p>華やかな世界に生きる彼女は、大阪市に本拠を構えるITベンチャー、スマイルラボの創業社長でもあり、女性活躍支援を手がける社会起業家でもある。2016年からは、都城市からの委託で女性活躍促進事業「<a href="https://womanproject.smilelabo.jp/" rel="noopener" target="_blank">WOMAN PROJECT</a>」を毎年、継続して運営している。</p>
<p>ミスコンに、ITベンチャー、そして女性活躍支援。彼女を表す顔は一見、離離たるように見えるが、然に非ず。3つの点は線でつながっている。</p>
<p>もともと都城市出身で、曲折を経て、2020年にまた都城市へと帰ってきた大工さん。彼女の生き方や思想を追った。</p>
<h2>音楽活動に勤しんだ20代</h2>
<p>大工さんは45年前の1977年、都城市内で鉄工所を営む家に生をうけた。</p>
<p>小さい頃から男勝りの性格だったという彼女は、建築を学びたいと都城工業高等専門学校（都城高専）へ進学。20歳で卒業し、宮崎市内の建築デザイン会社に就職した。</p>
<p>ただ、学生時代からバンド活躍を続けていた大工さんは音楽の道も諦めきれずにいた。小さなオーディションを受けたら合格。音楽活動に専念するため1年間貯めたお金を元手に1999年、福岡市に転居した。そのときのことを、彼女はこう振り返る。</p>

<div id="attachment_4817" style="width: 740px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4817" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_left_new-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="wp-image-4817" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_left_new-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_left_new-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_left_new-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_left_new.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /><p id="caption-attachment-4817" class="wp-caption-text">スマイルラボ社長の大工蘭子さん</p></div>

<p>「まわりは、都城が田舎で嫌だから都会に出たいという子が多かった。私はそういう考えではなくて、やりたいことがたまたま音楽。都城に音楽の仕事はない。仕方なく、と言うと大げさだけれど、そういう感じで出たんです」</p>
<p>ボイストレーニングなどを続ける傍らで、学生時代のバンド仲間から「また一緒にやろう」とオファーを受け、2000年、仲間が当時いた大阪へと向かう。22歳のときだ。</p>
<p>大阪の芸能事務所にも属し、ソロシンガーとしても活躍し始めた。2002年に所属事務所のインディーズレーベルでCDデビュー。2004年には、バンド「Vibes」の<a href="https://columbia.jp/artist-info/vibes/discography/COCP-32668.html" target="_blank" rel="noopener">アルバム</a>への参加というかたちで、コロムビア・レコードからメジャー・デビューも果たす。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_artist-300x200.jpg" alt="" width="600" height="400" class="aligncenter wp-image-4715" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_artist-300x200.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_artist-1024x683.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_artist-768x512.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_artist.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p>一方で、バンド仲間とは方向性の違いで離れることになり、大阪の事務所もやめ、2004年、今度は東京へ向かった。</p>
<p>とは言え、まだ音楽一本だけでは生活できない。細々と、音楽仲間から来る依頼を受け、仕事にしていた。それが、今の仕事にもつながる「ウェブデザイン」である。</p>
<h2>結婚と大阪時代の「気づき」</h2>
<p>当時はまさに、インターネットの勃興期。企業に加え、音楽アーティストも続々とホームページを立ち上げていた。</p>
<p>大工さんも、自分たちの活動を発信していくウェブサイトが必要と考えたが、企業に頼むほどのお金はない。ただ、数千円するホームページ制作の書籍を買うお金はあった。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_artist_2-200x300.jpg" alt="" width="300" height="450" class="alignleft wp-image-4778" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_artist_2-200x300.jpg 200w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_artist_2.jpg 600w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" />「まずは本を買って、一人でバンドのサイトを作ったんです。独学で。それから、ライブイベントなんかのチラシも必要だったので、それも一人で勉強してパソコンで作って。ぜんぶ、必要に迫られて学んで、作ったという感じです」</p>
<p>「蘭子はホームページ作れるみたいだぞ」「フライヤーのデザインもできるらしい」。そう、口コミで広まり、音楽仲間や音楽関係のコミュニティから、ぽつりぽつりと制作依頼が舞い込むようになった。</p>
<p>「これを本格的な仕事にすれば、ツアーで全国を転々としてもできる」――。そう考え始めた矢先の2010年、32歳のとき、大きな人生の転機が訪れた。結婚だ。</p>
<p>結婚相手の職場は関西圏に限られていたため、大工さんは大阪へ戻ることを決意。それを機に、個人事業主としての仕事や音楽活動はいったん“休止”することにした。</p>
<p>ただし、本人いわく、常に動いていたい性格。「ちゃんとした組織でウェブデザインを学んでみたい」という思いがあった彼女は、大阪のIT会社で働き始めた。現場でデザインを学びたくて入社したものの、プログラマーやデザイナーを差配するディレクション業務の担当に。希望とは違ったが、気づきを得た。</p>
<p>「スキルはすごく高いけれどコミュニケーションは苦手で、自分ではなかなかお仕事を取れない人もいて。そんな私よりすごい人たちのサポートをもっとしたいという気持ちになった。お客さまの課題を聞いて、適した人をつなぐ仕事って面白い！って思えたんです」</p>
<p>ディレクション業務の面白さを見出した大工さんは個人事業主としての活動を再開。自身で制作を手がけることもあったが、チームとして受注することも増え、仕事にのめり込んでいった。</p>
<p>34歳で1人目を、36歳で2人目を出産。産まれる直前まで自宅でパソコンを叩き、2人目を産み終わった直後の分娩台で仕事の電話をしていたほどだという。</p>
<p>そして2015年、37歳の5月。下の子がまだ8カ月の時、ウェブデザインなどのITサービスを手がける<a href="https://smilelabo.jp/" target="_blank" rel="noopener">スマイルラボ</a>を起業した。「悩める女性」の存在が、背中を押した。</p>
<h2>悩める友人の笑顔を取り戻すために</h2>
<p>出産を機に、子連れの友人女性との交流が増えていた。</p>
<p>建築の仕事で着実にキャリアを積んでいた友人は結婚して仕事を辞めていた。夫は転勤族。ずっと子どもと家で過ごす日々。「夫についてまわらないといけないから、キャリアを積めない。蘭子はいいなぁ」。子育てに疲れ、笑顔が昔より減っているように感じた。</p>
<p>その女性に限らず、子育てで社会との接点を失い、気持ちが沈んでしまっているように映る友人は多かったという。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku04-240x300.jpg" alt="" width="300" height="375" class="alignright wp-image-4497" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku04-240x300.jpg 240w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku04.jpg 750w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" />「スキルがない。外へ働きに出られない。勇気が出ない。ないないないのマインドになっちゃっていた。わからんでもないけれど、結婚とか出産とか、おめでとう！って言ってもらえる出来事で笑顔が減るって、おかしい。なにか私にできることはないか、というのが会社を作る最初のきっかけでした」</p>
<p>スキルがなければ、身につければいい。就職が難しければ、フリーランスで家でやれる仕事をすればいい。ウェブデザインの分野であれば、スキルを教えることはできる。幸い、個人では回せないほど仕事の案件は増えており、紹介もできる。</p>
<p>周りにいる何人かの悩める女性のために、新しいチームを作ろう。“笑顔”を取り戻すためのお手伝いをしよう。そんな思いを込めて、会社名はスマイルラボと名付けた。</p>
<p>仕事は企業からの受託がメイン。ウェブデザインに加え、ライティングから動画制作、資料作成、メール送信代行業務まで、パソコンでこなせる仕事はだいたい受けた。</p>

<div id="attachment_4767" style="width: 300px" class="wp-caption alignleft"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4767" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_working-287x300.jpg" alt="" width="300" height="313" class="wp-image-4767" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_working-287x300.jpg 287w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_working.jpg 700w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /><p id="caption-attachment-4767" class="wp-caption-text">場所にとらわれない働き方を自ら実践してきた（写真は2019年頃の近影）</p></div>

<p>社員は大工さん一人。会社は、「つなげたい」という思いを実現し、「雇われない働き方」を実践する装置。プロジェクト単位でいろいろな女性がジョインした。そのうちに、友人以外の女性にもネットワークが広がった。</p>
<p>この2年は、LINEのマーケティングツール「Lステップ」の仕事に注力し、女性が活躍できるSNSチームを作っている。</p>
<p>Lステップは、LINE公式アカウントの運用に特化した「マーケティングオートメーション（MA）」ツールの一つ。人に変わって自動的に返信したり、個別に内容を調整して自動配信したりできる。スマイルラボは、その導入支援を企業向けにしている。</p>
<p>Lステップに限らず、ITスキルを身につけたい人は、つけてもらう。そうでない人にも、パソコン1台とかんたんなレクチャーでこなせる仕事を紹介している。今では、スマイルラボに登録しているメンバーは約200人に。ほぼすべてが女性で、8割がママだ。</p>
<p>「なにかやりたいことあるんだったら、じゃあ、そのお手伝いします。こういうお仕事ありますよ、どうですか？というスタンス。大前提として、働いてください！とは言っていません。ただ、輝いてほしいだけなんです。もっと人生を楽しんでほしいなと」</p>
<p>その精神は、都城の女性支援にも生かされている。</p>
<h2>「WOMAN PROJECT」で増えた笑顔</h2>
<p>もともと地元・都城が大好きな大工さんは、お盆と正月にタイミングがあわなくても、年に2回は必ず帰っていた。そんななか、地元にも悩める友人が多いことを知った。</p>
<p>「東京とか大阪はいいよね、学びの機会が多くて」と田舎のせいにしている。「ネットはどこでも使えるやろ」と伝えたところで、行動するわけでもない。「意識改革が必要だな。こっちで、なにかしないと」。</p>
<p>もともと、地方創生と女性支援のかけあわせのようなことを、できれば地元でできないかと考えていた大工さんは行動に移す。</p>
<p>企業コンテスト「宮崎スタートアップバレー」を知り、「ママのパワーで都城をブランディング」という企画で参加したところ、グランプリを受賞した。その後、都城市の女性活躍促進事業のプロポーザルに参加し、複数社の提案のなかから、大工さんの企画が通った。それが、7年間続けている<a href="https://womanproject.smilelabo.jp/" target="_blank" rel="noopener">WOMAN PROJECT</a>である。</p>

<div id="attachment_4822" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4822" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_project_member-300x170.jpg" alt="" width="600" height="340" class="wp-image-4822" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_project_member-300x170.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_project_member-1024x580.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_project_member-768x435.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_project_member.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><p id="caption-attachment-4822" class="wp-caption-text">WOMAN PROJECTに参加した卒業生は160人を超えた</p></div>

<p>目的は、一歩踏み出す事で世界が変わっていった自身の経験を都城の女性にも共有し、どこに住んでいても、どんな環境でも、いくつになっても、チャレンジ出来ると知ってもらうこと。在宅ワークの「スキルアップ講座」を通して可能性を広げ、チャンス掴んでもらうこと。さらには、夢を語る大人でいっぱいの都城にすること。そして、笑顔を増やすこと。</p>
<p>講座は、1回3時間、3カ月で12回が基本で、スマイルラボ都城支社で開催する。テーマはウェブデザインが中心。最近では「LINE公式アカウント支援」「YouTube動画制作」といった講座も増やし、トレンドやニーズに対応している。受講中はオフィスが入るIT産業ビル2階の無料託児所で子どもを見てもらうことができる。</p>
<p>2016年度から累計で16回の講座を実施し、約160人が“卒業”していった。ただし、よくある「職業訓練」とは異なると大工さんは話す。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_leaflet-300x169.jpg" alt="" width="600" height="338" class="aligncenter wp-image-4477" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_leaflet-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_leaflet-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_leaflet-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_leaflet.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p>「スキルを身につけて仕事になる人もいれば、1回3時間、子どもを預けて、自分のための時間ができて、心が豊かになった人もいる。同じ境遇で、同じ志で一緒に学べるお友達ができたとか、いろんなプラスがある。とりあえずやってみよう！あわんかったら、やめればいいじゃんって。私は、少しでも笑顔が増えてくれれば、それでいいと思っています」</p>
<p>大工さんは2019年に講座を受けた女性の言葉が忘れられない。ずっと家で子育てしてきたその女性は受講後、大工さんに「1人の人間に戻れました」と言った。</p>
<p>「そこまでだったのか、って思いました。『子どもにイライラあたってしまうことが減った』という声も聞きます。自分がうまくいっていない、自分に納得いっていないから、こうなっていることに気づけた。その意味では、子どもの笑顔も増やせたのかな」</p>
<p>悩める女性のために立ち上がった大工さん。創業から4年後の2018年、今度は「ミスコン」へと挑戦する。</p>
<h2>「女として見られるのが嫌だった」</h2>
<p>「私、ミスコンに挑戦するまで、持っていたスカートは冠婚葬祭用の黒だけで、ほとんどパンツスタイル。女性としての自信が今一つないというか、『女として見られるのが嫌だ』という自分がいたんです」</p>
<p>ミスコン参加の理由を聞くと、意外な答えが返ってきた。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku05-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4498" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku05-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku05-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku05-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku05.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>小さい頃から、「女のくせに」という言葉に反応する自分がいた。「女だからなに？」と。女性の友人も多いが、都城高専に通っていたことや音楽活動をしていたこともあってか、男性の友人も多い。仲間としては男性といるほうが気楽だという。</p>
<p class="p1">都城市からの受託をきっかけに、チーム作りやマネジメント、コーチングを本格的に学び始めた。講座や合宿に参加し、自分と向き合い、自分という人間を掘り下げていった時、「女性として見られること・扱われること」への苦手意識があることに気づかされた。</p>
<p>そんな折、2017年12月、40歳の誕生日を迎えた頃、知人から「ミスコンに出てみない？」と勧められた。それまでの価値観からすれば、忌避すべき。しかし、大工さんは真逆の決断を下す。</p>
<p>「経験したこともないのに、何をそんなに嫌がっているんだろうって。決めつけるのは良くない。苦手意識があるとわかった以上、すごい怖いことだけれど、克服への興味もあったし、年齢の節目でもありました」</p>
<p>「WOMAN PROJECT の受講生などにも折に触れ『チャレンジが大事！』とずっと言っていました。私自身がチャレンジしている姿を見せて、勇気を出してもらいたかったというのもあります」</p>

<div id="attachment_4824" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4824" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_mrs_asia-300x183.jpg" alt="" width="600" height="365" class="wp-image-4824" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_mrs_asia-300x183.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_mrs_asia-1024x623.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_mrs_asia-768x467.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_mrs_asia.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><p id="caption-attachment-4824" class="wp-caption-text">マレーシアで開催された「ミセスアジアシュプリーム2018」では特別賞を受賞した</p></div>

<p>そうして出場した「ミセスジャパン2018大阪大会」では準グランプリを受賞し、各エリアの代表が集まる日本大会では世界大会に出場できる権利を獲得。マレーシアで開催された世界大会「ミセスアジアシュプリーム2018」ではグランプリを逃したものの、特別賞を受賞した。</p>
<p>その後、2019年からはミセスジャパンの運営サイドにまわり、当時まだ開催がなかった九州大会を主催者として立ち上げ、実現。翌20年にはコロナ禍のなか、<a href="https://camp-fire.jp/projects/view/323310" target="_blank" rel="noopener">クラウドファンディング</a>も活用しながら、オンライン配信をとりいれた企画で福岡大会、宮崎大会の２大会開催を実現させた。</p>

<div id="attachment_4674" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><a href="https://camp-fire.jp/projects/view/323310" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4674" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_funding-300x158.jpg" alt="" width="600" height="315" class="wp-image-4674" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_funding-300x158.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_funding-1024x538.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_funding-768x403.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_funding.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /></a><p id="caption-attachment-4674" class="wp-caption-text">「ミセスジャパン2020福岡大会＆宮崎大会」の実現に向けてクラウドファンディングで支援金を募った</p></div>

<p>2021年までに、九州圏内でジュニアの大会も含め7大会を主催。何度も大会へ挑戦するコンテスタント（出場者）をサポートするなか、「再挑戦をする経験を私もしてみたい。そして、前回の世界大会では見ることが出来なかった、世界大会グランプリの景色を見てみたい」と、自らもミスコン世界大会への再挑戦を決意する。</p>
<p class="p1">せっかく挑戦するならと、米Virgelia Productions（バージリア・プロダクション）主催で、米ハリウッドの講師陣からレッスンも受けられる世界大会「ミス・ミセスアジアUSA」にエントリー。35年の歴史がある大会で見事、ミスアジアグラマーとしてグランプリに輝いた。</p>
<h2>「不健全なジェンダー平等だった」</h2>
<p>挑戦して、なにが変わったのか。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku07_2-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4720" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku07_2-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku07_2-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku07_2-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women03_daiku07_2.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>「今は、女性として見られることが嫌じゃなくなりました。『私、男性でも女性でもない人間です』みたいな考えでしたが、とことんチャレンジしたことで『女性です！』と胸を張って言えるようになれた」</p>
<p>「今は、女性らしいことの素晴らしさが理解できるし、女性らしさを出せている人を素直に『素敵だなぁ』とも思える。男性に対してもそうです。でも、女性として見られたいかというと、そうでもない。以前から抱いていた感覚もまだある。どっちもある」</p>
<p>「両方を理解できて、初めてジェンダー平等なのかなと思っています。どっちかに偏って、なにかを否定している時点で平等ではない。女性だ、男性だと区別するミスコンのようなものを避けていた以前の私は、今考えると不健全な『ジェンダー平等』だったんだと思います」</p>
<p>ミスコンへチャレンジしたことで、新たなドアが開いた大工さん。悩める周囲の女性たちとなにが違うのか、最後に聞いた。</p>
<p>「結局、ぜんぶ自分の選択、自分の責任だと思っていることでしょうか。自分が動いていない、動けないマインドを、周りのせいにするのは失礼なんじゃないかと思っていて。例えば、元夫のせいで音楽をやめた、なんて思いたくない。結婚すると選択したのは自分なので。実際、音楽は休止しているだけで、やめたわけでも、諦めたわけでもありません（笑）」</p>
<p>図らずも、前回記事で取り上げたフジタカデザイン社長の藤高<span>未紗</span>さんと同じことを、大工さんも言っていた。</p>
<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/" class="cardlink" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <div class="cardlink_thumbnail">
        <img decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman2_hero2-500x500.jpg">
    </div>
    <div class="cardlink_content">
        <span class="cardlink_timestamp">2023.03.10</span>
        <div class="cardlink_title">
            デザインで都城を支える女性集団　<span>フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</span>
        </div>
        <div class="cardlink_excerpt"><span>都城市で活躍し、輝いている女性にフォーカスし、男女格差をなくす糸口を探ります。まずは、ウェブデザインやパンフレット制作などを都城市で手がけるフジタカデザインの創業者、藤高未紗さんの「生き方」に迫ります。...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
</a>

<p>2022年に離婚という選択をした大工さんは、もう大阪にいる必要はないと、都城への“完全移転”を考えている。スマイルラボを創業してから8周年を迎える2023年5月、スマイルラボの本社を都城へ移す計画だ。</p>
<p>その後は、都城市で続けているWOMAN PROJECTを、宮崎県や九州のほかの自治体へも広げていきたいと目論んでいる。プロジェクトを手伝ってくれているメンバーや講座の卒業生から、「私も自分の地元でやりたい」という声が上がっているからだ。</p>
<p>「チャレンジする人って美しいですよね。チャレンジする人を心から応援できる人は、もっと美しいと思う。笑顔になれたみんなが、今度はほかの人を笑顔にする。笑顔の連鎖。素晴らしいじゃないですか」</p>
<p>大工さんがもたらす笑顔の数は、まだまだ増えそうだ。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_smiling_new-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4819" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_smiling_new-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_smiling_new-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_smiling_new-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_smiling_new.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p style="text-align: right;">（<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4414/">次回</a>に続く）</p>
<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4414/" class="cardlink" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <div class="cardlink_thumbnail">
        <img decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women04_hero3-500x500.jpg">
    </div>
    <div class="cardlink_content">
        <span class="cardlink_timestamp">2023.03.17</span>
        <div class="cardlink_title">
            活躍する女性3人の思い　<span>人生、楽しく生きたもん勝ち！</span>
        </div>
        <div class="cardlink_excerpt"><span>今回は、都城でキャリアを築き、“輝く”女性3人が、「男女格差」から都城の女性像、離婚、まちづくりの提言まで、多岐にわたって鼎談を繰り広げます。...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
</a>The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4296/">「女性を笑顔に」支援活動続けて8年　<span>スマイルラボ社長・大工蘭子さん</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://think-miyakonojo.jp/article/4296/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>デザインで都城を支える女性集団　フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</title>
		<link>https://think-miyakonojo.jp/article/4158/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=02-%25e3%2583%2587%25e3%2582%25b6%25e3%2582%25a4%25e3%2583%25b3%25e3%2581%25a7%25e9%2583%25bd%25e5%259f%258e%25e3%2582%2592%25e6%2594%25af%25e3%2581%2588%25e3%2582%258b%25e5%25a5%25b3%25e6%2580%25a7%25e9%259b%2586%25e5%259b%25a3%25e3%2580%2580%25e3%2583%2595%25e3%2582%25b8%25e3%2582%25bf%25e3%2582%25ab%25e3%2583%2587</link>
					<comments>https://think-miyakonojo.jp/article/4158/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[井上 理（いのうえ・おさむ）]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 10 Mar 2023 01:54:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[都城で輝く女性たち]]></category>
		<category><![CDATA[ふるさとチョイス]]></category>
		<category><![CDATA[ふるさと納税]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブデザイン]]></category>
		<category><![CDATA[シフトプラス]]></category>
		<category><![CDATA[ジェンダーギャップ]]></category>
		<category><![CDATA[ビィハピ]]></category>
		<category><![CDATA[フジタカデザイン]]></category>
		<category><![CDATA[大弓]]></category>
		<category><![CDATA[宮崎牛]]></category>
		<category><![CDATA[楽天]]></category>
		<category><![CDATA[男女格差]]></category>
		<category><![CDATA[肉と焼酎]]></category>
		<category><![CDATA[返礼品]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://think-miyakonojo.jp/?p=4158</guid>

					<description><![CDATA[<p>都城市で活躍し、輝いている女性にフォーカスし、男女格差をなくす糸口を探ります。まずは、ウェブデザインやパンフレット制作などを都城市で手がけるフジタカデザインの創業者、藤高未紗さんの「生き方」に迫ります。</p>
The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/">デザインで都城を支える女性集団　<span>フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="su-spoiler su-spoiler-style-“fancy” su-spoiler-icon-plus su-spoiler-closed" data-scroll-offset="0" data-anchor-in-url="no"><div class="su-spoiler-title" tabindex="0" role="button"><span class="su-spoiler-icon"></span>テーマ［ 都城で輝く女性たち ］の記事一覧</div><div class="su-spoiler-content su-u-clearfix su-u-trim"><ul class="lcp_catlist" id="lcp_instance_0"><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4117/" target="_blank">「ジェンダーギャップ」の現在地　<span>男女格差、全国から九州・宮崎まで</span></a></li><li class="current"><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/" target="_blank">デザインで都城を支える女性集団　<span>フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4296/" target="_blank">「女性を笑顔に」支援活動続けて8年　<span>スマイルラボ社長・大工蘭子さん</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4414/" target="_blank">活躍する女性3人の思い　<span>人生、楽しく生きたもん勝ち！</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/11434/" target="_blank">可能性を引き出すプロデュース <span>アートディレクター・ステレオテニスさん</span></a></li></ul></div></div>
<h2>ふるさと納税のクリエイティブ担う</h2>
<p>「取材するほうは得意だけれど、自分が話すのは苦手で……」</p>
<p>都城市のデザイン会社、フジタカデザインの創業社長である藤高未紗さんは「滅多にない」という取材に応じ、こう話し始めた。</p>
<p>第一印象はチャーミング。おしとやかで控えめ。話し言葉もゆったりで、リラックスさせられる。半面、やっている仕事はアグレッシブだ。</p>

<div id="attachment_4176" style="width: 740px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4176" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_03-300x169.jpg" alt="フジタカデザインの創業社長 藤高未紗さん" width="740" height="417" class="wp-image-4176" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_03-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_03-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_03-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_03.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /><p id="caption-attachment-4176" class="wp-caption-text">フジタカデザインの藤高未紗社長</p></div>

<p>じつは、都城市のふるさと納税に関するクリエイティブのほとんどを、藤高さん率いるフジタカデザインが担っている。</p>
<p>2015（平成27）年度と16年度、2年連続でふるさと納税の寄附額が日本一となった都城市。以降、全国トップ10を堅持し、毎年のように首位争いを繰り広げている。市場の拡大に伴い、都城市が準備する返礼品の数も1500点以上になり、寄附額も右肩上がりで増え続けている。</p>
<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/1828/" class="cardlink" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <div class="cardlink_thumbnail">
        <img decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2022/10/furusato_2_hero_2-500x500.jpg">
    </div>
    <div class="cardlink_content">
        <span class="cardlink_timestamp">2022.10.26</span>
        <div class="cardlink_title">
            「ふるさと納税日本一」だけでは測れない実力　<span>都城市8年連続トップ10の偉業</span>
        </div>
        <div class="cardlink_excerpt"><span>このテーマでは「ふるさと納税の舞台裏」を追うことで、都城をより深く知っていきます。導入編となるテーマ初回は、これまでの歩みを簡単に振り返りながら、ふるさと納税における「都城の強さ」を改めて理解していきます。
...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
</a>

<p>これら、返礼品のバナー画像の制作すべてを、フジタカデザインが2017年からこなしている。</p>
<p>フジタカデザインのデザインチームは10人体制。うち2名は関東からのリモート参加。そのすべてが女性だ。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_18-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4309" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_18-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_18-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_18-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_18.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>ただし、それはフジタカデザインの“強み”ではない。</p>
<p>「都城地域を盛り上げるため地域に特化し、これまで多くのモノを創り上げてきました。うちは、女性が多い会社ですが、男性・女性といった性別は関係なく、“仕事を楽しんで自ら創っていける人”であることを重要視しています」</p>
<p>女性、男性じゃない。地域への貢献にこだわる藤高さんのこれまでを追った。</p>
<h2>「ぜんぶ自分が引き起こしている」</h2>
<p>祖母が、かつて栄えていた市内中心部の千日通り近くで代々続いた旅館を切り盛りしていた。その旅館はもうないが、親戚含めて「食」に携わる人間が多いなかで、藤高さんも美味しいものに貪欲な少女だった。</p>
<p>小さい頃から地元の良店に出入りし、多くの良いものに触れてきた。叔母が中央通りでセレクトショップを営んでおり、雑貨にも興味を抱いた。</p>
<p>平成が始まり、多感だった1990年代。全盛だったファッション雑誌を読みふけった。ネット通販がない時代。東京のお店に電話をして服を取り寄せることも多かった。</p>
<p>一方で、美容も好き。高校卒業後の進路として、「辻調理師専門学校」「文化服装学院」「山野美容専門学校」という名門専門学校を天秤にかけた彼女は、美容師の道を選び、上京する。</p>
<p>ところが、都会の生活が肌に合わず、アレルギー症状も悪化。「びっくりするくらい速攻で辞めたので、書かなくてもいいです」と言うように、半年で実家に戻り、建築会社の事務に携わった。「そのあとは……ほんと、ろくでもないんですけれど話します？　たいがいですよ（笑）」。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_05-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4178" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_05-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_05-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_05-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_05.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>半ば強引に話してもらったことをかい摘むと、その後は福岡へ。アルバイトをしつつ、友達と毎晩のように遊んでいた。それでも、毎週のように都城へ帰っていた。</p>
<p>「地元が好きで、地元が楽しかった」という藤高さんは2005年、26歳のとき、都城の男性と結婚することになり、帰郷。2人の男児を出産。仕事と子育ての日々。結婚して4年、30歳のときに離婚をした。</p>
<p>「今思えば、結婚していた当時は、自分らしさがなくなっていた」と藤高さん。自分はなにをしたいのか。離婚を機に、内省した。</p>
<p>意識を変えたいと、セミナーにも通った。結果、他者や環境のせいにしていた自分に気づいた。「ぜんぶ自分が起こしていること。ぜんぶ自分の責任なんだと思うようになった」。</p>
<p>ここから、藤高さんの快進撃が始まることになる。</p>
<h2>ウェブデザインへの思い</h2>
<p>シングルマザーとしての人生を踏み出した藤高さんは、それまで務めていた会社を辞め、宮崎市の“学校”に通い始めた。</p>
<p>当時は、市内中心部にできた中心市街地中核施設「Mallmall（まるまる）」ができる前。かつて中心部を賑やかしていた中央通りがさびれていく様子を目の当たりにした藤高さんは、「好きなファッションのセレクトショップや、飲食店を作りたい。中央通りを盛り上げたい。それがやりたいことなんだって思っていました」。</p>
<p>一方で、別の考えもあった。それが、ウェブデザインだ。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_06-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4179" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_06-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_06-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_06-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_06.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>離婚するときまで働いていた会社で、大手グルメサイトの画面を作る仕事を担当していた。対外的にはコールセンターの会社。「入力の仕事」と聞き、入社すると、ウェブサイトを作る部署に配属された。</p>
<p>知識はまったくない。「一回教えたら、同じことはもう聞くな」。いわく、「恐ろしいオーラを発していた厳しい先輩」に育てられ、ウェブのコーディング（プログラミング）技術を身につけた。</p>
<p>午前2時3時まで帰してもらえないこともあったが、たまに、バナー制作など、よりクリエイティブなウェブデザインの仕事も回ってくると、楽しさを感じた。思えばそのときの厳しい体験が大きな糧となり、「今につながっている」と藤高さんは言う。</p>
<p>「本格的なデザインがしたい！」。そう思い立った彼女は会社をやめ、宮崎市内にあるウェブデザインのスキルを身につけるための職業訓練校に半年間、通った。</p>
<p>皆、卒業後はどこかに就職していく。そのための学校なのだが、2011年、当時32歳だった藤高さんは「フリーランス」の道を選んだ。デザインとコーディング、両方できるウェブデザイナーとして、知り合いのつてなどで、美容系のウェブサイト制作などを請け負った。</p>
<p>「当時は、今のようにスタッフを抱えるなんて、微塵にも思っていなかった。ずっとお金もないし、目の前にあることを必死にやるという日々。けれど、ありがたいことに、なんとか毎月食べていけるくらいのお仕事はいただけていました」</p>
<p>それが、どうしてこうなったのか。ひとつは、彼女の「チャレンジ精神」が関係している。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_12-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4185" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_12-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_12-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_12-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_12.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<h2>地域ウェブマガジン「ビィハピ」</h2>
<p>「いま考えると、離婚をするときに仕事をやめ、デザインの学校に通う決意をしたことは、なかなかチャレンジャーだったなと思います」</p>
<p>後先を考えずに、自分を信じて行動する。そんな彼女の“癖”は独立後、すぐに露呈した。</p>
<p>2013年、フリーランスとしてウェブサイト制作をこなす傍ら、「都城発 美・食・楽 を人の想いとともに発信」というキャッチコピーの地域情報サイト「<a href="https://behappiness.jp/" target="_blank" rel="noopener">ビィハピ</a>」を立ち上げた。都城の飲食店やファッション・雑貨店の情報を中心に、イベント情報なども交えた地域特化型のウェブマガジンで、ネーミングは「Be happiness」からとった。</p>

<div id="attachment_4228" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><a href="https://behappiness.jp/" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4228" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women02_behapi.png" alt="都城発 美・食・楽 を人の思いとともに発信する「ビィハピ」" width="600" height="356" class="wp-image-4228" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women02_behapi.png 1200w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women02_behapi-300x178.png 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women02_behapi-1024x608.png 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women02_behapi-768x456.png 768w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /></a><p id="caption-attachment-4228" class="wp-caption-text">都城発 美・食・楽 を人の思いとともに発信する「<a href="https://behappiness.jp/" rel="noopener" target="_blank">ビィハピ</a>」。コロナ禍では、テイクアウトを始めた飲食店の情報発信にも努めた</p></div>

<p>「都城にないから作ろうと思って。すごく素敵なお店がたくさんあるのに、ネットで見られない。だから、作ろう。ぜんぶ勝手に作りました（笑）」。そう楽しそうに言うが、現実は大変だ。</p>
<p>さすがに、一人は無理なので、宮崎市の職業訓練校で同じクラスだった同級生を誘い、コーディングをお願いした。ただ、サイト全体の企画やデザイン、掲載するお店とのやりとりなどはすべて藤高さんの担当。</p>
<p>一軒一軒のお店をまわって交渉し、取材も撮影も、執筆もデザインも、最初は一人でこなした。やるからには、都市部に負けないような洗練されたものにしたいと、お店の情報ページはイチからそのお店に合ったデザインを起こし、一つひとつ丁寧に作った。</p>
<p>掲載するお店からは、当初月々3000円ほどの料金を得ていたが、運営は難しい。試行錯誤の末「お金をいただかないほうが動きやすいのではないか」と、無料化。持ち出しの多い赤字事業ではあったが、そこで得たものは大きかった。</p>
<h2>いつの間にか人が集う</h2>
<p>まず、ビィハピの活動を通じて、さまざまな店舗とつながりを持てた。地域を盛り上げるための「イベント」も新たなつながりをもたらした。次第にビィハピのチームは大きくなっていく。</p>
<p>ゲストを招いた食事込みの講演会や、自作の都城PR動画の制作、街を彩るイベント「イロフェス」などの企画をやるなかで、「都城を元気にしたい」という志をともにする仲間が増えていった。</p>

<div id="attachment_4234" style="width: 740px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4234" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_irofes-300x169.jpg" alt="街を彩るイベント「イロフェス」の様子" width="740" height="417" class="wp-image-4234" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_irofes-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_irofes-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_irofes-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_irofes.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /><p id="caption-attachment-4234" class="wp-caption-text">街を彩るイベント「イロフェス」で地域を盛り上げた</p></div>

<p>仲間を作るのが昔から得意だったのか。聞くと、「どうなんですかね……。でも、楽しいことが好き。うずうずするんですよ。これ面白そう、やりたい！やろうよ！っていう感じで（笑）」と藤高さん。</p>
<p>幼少期からの知り合いで、イロフェスの企画も手伝い、今はフジタカデザインの一員として撮影やデザインなどを手がける堀之内恵子さんは、こう話す。</p>
<p>「藤高は、わりとずっと中心にいますよね。いつの間にか人が集う。トップという立ち位置は小さい頃から変わらない。たぶん、そういう気質を持っているのだと思います」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_16-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4307" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_16-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_16-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_16-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_16.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>ビィハピを含めたチャレンジの結果、スキルもセンスも磨かれていった。</p>
<p>都会の会社では、コーディングとウェブデザインは違う職種であり、部門も分かれていることが多い。冊子の編集はまた違うスキルを要し、会社も異なることが多い。撮影もしかり。でも、藤高さんはなんでもやってきた。</p>
<p>「都城は都会のように細分化されていないし、特化した人や会社もなかなか見つからないので、どうにかして自分たちでやらないと。都度、学びながらここまでやってきました」</p>

<div id="attachment_4224" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4224" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_daikyuBook2-300x243.jpg" alt="" width="600" height="487" class="wp-image-4224" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_daikyuBook2-300x243.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_daikyuBook2-1024x830.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_daikyuBook2-768x623.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_daikyuBook2.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><p id="caption-attachment-4224" class="wp-caption-text">2017年に藤高さんらが制作した「都城大弓」の電子パンフレット</p></div>

<p>チャレンジ精神、仲間、スキルやセンス。そのすべてが下地となり、都城市のふるさと納税のデザインを一手に担うという大仕事を呼び込む。</p>
<h2>「田の神」がつないだ縁</h2>
<p>都城市役所からの仕事としては2017年、総合政策課の企画による観光冊子「おかえり」の受託で初めてかかわりを持った。</p>

<div id="attachment_4182" style="width: 740px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4182" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_09-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="wp-image-4182" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_09-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_09-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_09-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_09.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /><p id="caption-attachment-4182" class="wp-caption-text">2017年、都城市役所から委託で制作した観光パンフレット「おかえり」</p></div>

<p>肉と焼酎を始めとする名産、「大弓」などの伝統工芸、郷土料理、各地域にまつわる祭り……。かわいらしいイラストや写真を多様し、地域に備わる伝統資産を一冊にまとめた。藤高さんは、企画から取材、撮影、デザイン、製本まで、フリーランスの立場で請け負った。</p>
<p>「本当にありがたくて。都城にもレベルの高いクリエイターがいっぱいいるんだよ、ってことを知ってもらう、いいきっかけだと思いました」</p>
<p>ビィハピなどで培った仲間が集結し、チームを結成。田んぼに地域の人を大勢、呼んで、表紙の撮影もした。“契約外”だったが、自主的に動画を製作し、許可を得て冊子から「QR」でビィハピの特設ページへ飛ばすという仕掛けも加えた。</p>
<p>その冊子が出てまもなく、たまたま出かけたイベントで、都城市のふるさと納税関係者と出会う。そこにいたのは、都城市からふるさと納税の関連業務を請け負うシフトプラスの幹部。中尾裕也社長と、都城営業所長を兼ねる吉峰哲生取締役だ。</p>
<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/3824/" class="cardlink" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <div class="cardlink_thumbnail">
        <img decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/change04_hero_new-500x500.jpg">
    </div>
    <div class="cardlink_content">
        <span class="cardlink_timestamp">2023.03.07</span>
        <div class="cardlink_title">
            地方に寄り添うシフトプラス　<span>巨大市場の黒子が狙う次の官民“共創”</span>
        </div>
        <div class="cardlink_excerpt"><span>地方から始まる変革。第2回は、地方に寄り添いながら自治体とともに成長を遂げる知られざるITベンチャー、シフトプラスを取り上げます。「ふるさと納税」という巨大市場の全国的な黒子は、次のフェーズへ向け本社を都城市に移設することを決めました。...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
</a>

<p>当時、都城市とシフトプラスは、「都城市楽天ふるさと納税」のページをリニューアルしようとしていた。特集ページや返礼品のバナー画像のデザインを魅力的にしたいが、なにしろ返礼品は当時でも1000点以上あり、その作業量は半端ではない。</p>
<p>観光冊子を見たシフトプラス幹部は、デザイン力と構成力に惹かれ、返礼品のバナー制作すべてを藤高さんに発注することにした。都城市楽天ふるさと納税では、10ページほどある特集ページの企画・デザインも任せた。</p>
<p>観光冊子には、地域ごとに神様を石に刻み、豊作を祈願する薩摩藩独特の風習「田の神さぁ」が毎ページに載っていた。吉峰取締役は、そこにも興味を抱いたという。</p>
<p>「吉峰さんが、たまたま、田の神さぁが好きだったんです。神様がつないでくださったお仕事だと思いました」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_okaeri2.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4483" /></p>
<h2>オフィスで肉を焼き撮影</h2>
<p>とは言え、都城市楽天ふるさと納税の全特集ページのデザインに加え、1000点以上の返礼品バナーすべてというのは、莫大。それでも、藤高さんは持ち前の明るさで仲間を巻き込み、「本当に寝ないで一生懸命やって、完成させました」。</p>
<p>これを機にデザインの仕事が拡大していく。楽天に加え、「ふるさとチョイス」「ふるなび」「さとふる」の4大ポータルサイトすべての返礼品バナーのデザインを、藤高さん率いるチームが手がけることとなった。</p>
<p>返礼品バナーはいったんデザインを決め、楽天向けは正方形に、ほかは長方形に加工（リサイズ）して納品。2023年2月時点で、都城市の返礼品数は1500点以上。リサイズの手間も含めれば3000点以上をシフトプラスに納品していることになる。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_19-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4310" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_19-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_19-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_19-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_19.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>「大変ですが、ありがたすぎるお仕事。自分たちは都城が好きで、もっと魅力あるかたちで全国に発信したいと思っている。そのお手伝いができていること自体が楽しい。だから、やれている。楽しい仕事は、見る方にも伝わると思います」</p>
<p>ビジネスの急拡大を機に、2021年4月、株式会社フジタカデザインを設立。オフィス兼スタジオも建てた。</p>
<p>それまで、返礼品の写真のクオリティがばらつくという課題があった。事業者が提供する写真のなかには、スマートフォンで簡潔に撮ったものもある。そこでフジタカデザインは、いわゆる「物撮り」に対応できる設備をオフィスに設け、キッチンも備えた。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_17-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4308" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_17-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_17-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_17-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_17.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p>その場で調理して、こだわりの器に盛り付け、撮影し、すぐさまバナー画像などへとデザイン加工。「宮崎牛」のジューシーな匂いがオフィスに充満する日もあるという。</p>
<h2>「心躍るようなことをしていきたい」</h2>
<p>今では、かつてのフリーランス時代では考えられないような仕事を得ている。売り上げの8割ほどが、シフトプラス経由のふるさと納税の仕事。この先、どんなビジョンを描いているのだろうか。</p>
<p>藤高さんは「もともと会社を大きくしたいとはまったく思っていなくて、いただいたお仕事を精一杯やることに集中していくだけ」と言う一方で、「自分たちが心躍るような本当にいいものを届けたり、発信したりすることはしていきたい」とも話す。</p>
<p>ビィハピは、継続して運営しているが、かたちを変えることを検討している。離婚後にやりたかったことのもう一つ、実店舗による地域活性化も模索している。</p>
<p>例えば、フジタカデザインが関係各所へ2022年末に配ったお歳暮の洋菓子は、そのほとんどが都城の食材。スタッフ総出で手作りした。パッケージデザインもオリジナル。リボンのように巻いた布は、藤高さんが自ら思いを込めて紅白に染めた。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo02-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4220" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo02-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo02-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo02-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo02.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>

<div id="attachment_4219" style="width: 740px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4219" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo01-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="wp-image-4219" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo01-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo01-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo01-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_oseibo01.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /><p id="caption-attachment-4219" class="wp-caption-text">フジタカデザインのスタッフ総出でイチから“手作り”したお菓子（上）。パッケージ（下）もすべてデザインし、リボンのように巻いてある布は藤高社長が紅白に染めた</p></div>

<p>そうした、地域に関係したオリジナル商品が並ぶショップをオープンさせる計画もある。すでに、観光名所「関之尾滝」の近くに土地を購入済み。セレクトショップ兼加工場のような使い方を考えている。</p>
<p>じつは、フジタカデザインの“ショップ”はすでに存在する。2022年4月にオープンした女性向けエステサロン「<a href="https://aroma-isis.com/" target="_blank" rel="noopener">ISIS</a>」だ。エステティシャンとして腕を磨いていた同級生が、オーナーの都合で窮地に立たされたのを機に、藤高さんは会社として支援することにした。</p>
<p>「ずっとシングルマザーで頑張っていた。彼女が培った技術は素晴らしい。かわいそうとかじゃなくて、頑張る気持ちがあるなら応援したい。彼女を中心としたお店をプロデュースするのは、私たちも楽しいし、彼女が生き生きできるはずだと思って、決めました」</p>
<p>彼女の実家を古民家風のエステサロンへとリフォーム。カーテンはスタッフ自作。もちろん、内装インテイリア、ウェブサイトもすべてフジタカデザイン謹製。オリジナルの制服は友人に作ってもらった。顧客も徐々につき、業績は好調に推移しているという。</p>
<p>聞けば、フジタカデザインの女性スタッフ10人中、シングルマザーは藤高さん含め４人いる。「結果、みんなうちに来てよかった。やり甲斐のある仕事と仲間に満足していると言ってくれています」と藤高さん。フジタカデザインが、女性の味方となり、自己実現を支えているのは間違いない。</p>

<div id="attachment_4305" style="width: 740px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4305" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_14-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="wp-image-4305" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_14-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_14-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_14-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_14.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /><p id="caption-attachment-4305" class="wp-caption-text">フジタカデザインのメンバー。現在は女性スタッフ10人で構成</p></div>

<h2>男女格差を感じるかは自分次第</h2>
<p>女性スタッフへのこだわりは恣意的なのだろうか。</p>
<p>「あえて、じゃないですよ。男性女性は意識していなくて、フジタカデザインで一緒に成長できる人かどうかを見ている。男性も募集しましたが、まだご縁がなく、たまたま、こうなっているだけ。今後は男性にも当社のスタッフとして加わってもらうかもしれません」</p>
<p>一方で、女性であることが強みになることもあると、藤高さんは言う。</p>
<p>「ふるさと納税の返礼品を実際に選ぶのは、主婦や女性も多い。私たちは、女性目線でデザインを研ぎ澄まし、ブラッシュアップしている。ターゲット層と作り手が合っているというのが、強みになっていると言えるかもしれません」</p>
<p>最後に、ジェンダーギャップ（男女格差）についても聞いた。</p>
<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4117/" class="cardlink" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <div class="cardlink_thumbnail">
        <img decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman01_hero-500x500.jpg">
    </div>
    <div class="cardlink_content">
        <span class="cardlink_timestamp">2023.03.09</span>
        <div class="cardlink_title">
            「ジェンダーギャップ」の現在地　<span>男女格差、全国から九州・宮崎まで</span>
        </div>
        <div class="cardlink_excerpt"><span>新テーマ「都城の輝く女性たち」では、ジェンダーギャップ（男女格差）をものともせず、力強く輝く女性たちにフォーカスします。導入編となる初回は日本、そして九州や宮崎県の女性が置かれている状況を客観的なデータで理解していきます。...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
</a>

<p>「私個人としては、あまり感じたことがないんですよね。10年前とかはもっと感じていたのかもしれないけれど……いろんな体験を通して、たくましくなった、感じなくなったのかもしれません」</p>
<p>「私も、もしかしたらスタッフも、過去、『男性が強い社会での生き方』というのを選んできたところがある。でも今はそうじゃない。男女関係なく、自分のスタイルを貫いて、ここに至っている。だから、格差を感じるかどうかも、自分次第なんだと今は思えます」</p>
<p>「みんな今まで、お金もない私が巻き込んで、いっぱい迷惑もかけて。コーディングのパートナーさん始め、協力してくださっている男性はたくさんいます。男女関係なく、昔から一緒にやってきたメンバーが今でも一緒にいる。それがとてもありがたく、うれしくて」</p>
<p>事業も成長し、家族や友人、仲間とともに満たされている彼女はこの先、結婚して名字を変えることは考えていない。「だって、フジタカっていう名前、縁起がいいと思いません？」。</p>
<p>取材中も笑顔を絶やさなかった藤高さん。“ビィハピ”を地でいく彼女の生き方は、多くの悩める女性を救うヒントになる。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_01-300x169.jpg" alt="" width="740" height="417" class="aligncenter wp-image-4174" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_01-300x169.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_01-1024x576.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_01-768x432.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/fujitaka_01.jpg 1480w" sizes="auto, (max-width: 740px) 100vw, 740px" /></p>
<p style="text-align: right;">（<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4296/">次回</a>に続く）</p>
<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4296/" class="cardlink" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <div class="cardlink_thumbnail">
        <img decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman3_hero_new-500x500.jpg">
    </div>
    <div class="cardlink_content">
        <span class="cardlink_timestamp">2023.03.16</span>
        <div class="cardlink_title">
            「女性を笑顔に」支援活動続けて8年　<span>スマイルラボ社長・大工蘭子さん</span>
        </div>
        <div class="cardlink_excerpt"><span>今回、フォーカスするのはITベンチャー経営者、社会起業家、そしてミスコン世界大会のグランプリ受賞者と多様な顔を持つ大工蘭子さん。「女性の笑顔を増やしたい」と言う彼女の思想に迫ります。...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
</a>The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/">デザインで都城を支える女性集団　<span>フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://think-miyakonojo.jp/article/4158/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「ジェンダーギャップ」の現在地　男女格差、全国から九州・宮崎まで</title>
		<link>https://think-miyakonojo.jp/article/4117/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=01%25e3%2580%258c%25e3%2582%25b8%25e3%2582%25a7%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2580%25e3%2583%25bc%25e3%2582%25ae%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2583%25e3%2583%2597%25e3%2580%258d%25e3%2581%25ae%25e7%258f%25be%25e5%259c%25a8%25e5%259c%25b0%25e3%2580%2580%25e7%2594%25b7%25e5%25a5%25b3%25e6%25a0%25bc%25e5%25b7%25ae%25e3%2580%2581%25e5%2585%25a8</link>
					<comments>https://think-miyakonojo.jp/article/4117/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[井上 理（いのうえ・おさむ）]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 09 Mar 2023 14:05:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[都城で輝く女性たち]]></category>
		<category><![CDATA[ジェンダーギャップ]]></category>
		<category><![CDATA[ジェンダー平等]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[男女格差]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://think-miyakonojo.jp/?p=4117</guid>

					<description><![CDATA[<p>新テーマ「都城の輝く女性たち」では、ジェンダーギャップ（男女格差）をものともせず、力強く輝く女性たちにフォーカスします。導入編となる初回は日本、そして九州や宮崎県の女性が置かれている状況を客観的なデータで理解していきます。</p>
The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4117/">「ジェンダーギャップ」の現在地　<span>男女格差、全国から九州・宮崎まで</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="su-spoiler su-spoiler-style-“fancy” su-spoiler-icon-plus su-spoiler-closed" data-scroll-offset="0" data-anchor-in-url="no"><div class="su-spoiler-title" tabindex="0" role="button"><span class="su-spoiler-icon"></span>テーマ［ 都城で輝く女性たち ］の記事一覧</div><div class="su-spoiler-content su-u-clearfix su-u-trim"><ul class="lcp_catlist" id="lcp_instance_0"><li class="current"><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4117/" target="_blank">「ジェンダーギャップ」の現在地　<span>男女格差、全国から九州・宮崎まで</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/" target="_blank">デザインで都城を支える女性集団　<span>フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4296/" target="_blank">「女性を笑顔に」支援活動続けて8年　<span>スマイルラボ社長・大工蘭子さん</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4414/" target="_blank">活躍する女性3人の思い　<span>人生、楽しく生きたもん勝ち！</span></a></li><li><a href="https://think-miyakonojo.jp/article/11434/" target="_blank">可能性を引き出すプロデュース <span>アートディレクター・ステレオテニスさん</span></a></li></ul></div></div>

<h2><strong>先進国で最低レベルの男女格差</strong></h2>
<p>「日本のジェンダーギャップ（男女格差）、先進国で最低レベル」――。幾度、この文言を目にしただろうか。</p>
<p>2022（令和4）年7月、世界経済フォーラム（World Economic Forum＝WEF）は世界各国の<span>「</span><a href="https://www.weforum.org/reports/global-gender-gap-report-2022/" target="_blank" rel="noopener">Gender Gap Index</a><span>（ジェンダーギャップ指数）」</span>を公表。日本の総合順位は調査対象の世界146カ国中116位と、“例年並み”の結果となった。</p>

<div id="attachment_4377" style="width: 550px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4377" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman1_GGR-300x167.jpg" alt="" width="550" height="307" class="wp-image-4377" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman1_GGR-300x167.jpg 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman1_GGR-1024x571.jpg 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman1_GGR-768x428.jpg 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman1_GGR.jpg 1100w" sizes="auto, (max-width: 550px) 100vw, 550px" /><p id="caption-attachment-4377" class="wp-caption-text">世界経済フォーラム（World Economic Forum＝WEF）はウェブサイトで世界各国の「Gender Gap Index（ジェンダーギャップ指数）」を公開している</p></div>

<p>2021年が156カ国中120位、2020年は153カ国中121位。先進国最下位で、アジアでは韓国や中国、ASEAN諸国より低い。好転の兆しは見えない。</p>
<p>WEFの調査を分野別に見ると「政治」が特に深刻で、日本は139位だった。</p>
<p>スイス・ジュネーヴに本部を置く多国間政治組織「列国議会同盟（IPU）」が各国議会における女性比率を調査している。二院制の場合は下院で比較。このランキングに照らすと日本の下院にあたる衆議院の女性議員比率は9.9％で164位。OECD諸国で最も低く、世界平均の26.5％を大きく下回っている。</p>
<p>WEFジェンダーギャップ指数の分野別では「経済」も厳しい結果に。日本は121位で前年の117位からスコアと順位を下げた。詳細な指標では「管理職の女性割合」の低さが際立つ。</p>
<div class="chart">
<div class="chart_title">「経済」分野における日本の男女格差（WEFジェンダーギャップ指数2022）</div>
<div class="s_table"><table class="tb_women01">
<tbody>
<tr>
<th class="jg01">指標</th>
<th class="jg01">スコア</th>
<th class="jg01">順位</th>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">女性の労働参加率</th>
<td class="align2">0.75</td>
<td class="align2">83位／146カ国</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">同一労働の賃金格差</th>
<td class="align2">0.642</td>
<td class="align2">76位／146カ国</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">収入の格差</th>
<td class="align2">0.566</td>
<td class="align2">100位／146カ国</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">管理職の女性割合</th>
<td class="align2">0.152</td>
<td class="align2">130位／146カ国</td>
</tr>
</tbody>
</table></div>
<div class="wp-caption-text"><span>注：出所は、世界経済フォーラム（WEF）「<a href="https://www.weforum.org/reports/global-gender-gap-report-2022/" target="_blank" rel="noopener">Gender Gap Index</a>（ジェンダーギャップ指数）」。スコアは「1」に近いほど男女格差がない</span></div>
</div>
<p>政府の「<a href="https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-18.html" rel="noopener" target="_blank">男女共同参画白書（令和4年版）</a>」によると、日本の就業者に占める女性比率は44.7％で、諸外国と大きな差はない。一方で、管理職に占める女性比率は、諸外国では概ね30％以上のところ、日本は13.2％とかなり低い。</p>
<p>東京など都市部も含めた国全体でこうならば、地方はどうなのだろうか。</p>
<h2>九州地方は全国ワースト3位</h2>
<p>2022年1月、WEFの指数を参考にした「<a href="https://www.kyukeiren.or.jp/committee/index.php?id=3514&amp;committee_id=11" target="_blank" rel="noopener">九州ジェンダーギャップ指数</a>」というものが公表された。調査したのは約1000社が加盟する九州経済連合会（九経連）。西日本鉄道の倉富純男会長が会長を務め、13人いる副会長にはふくおかフィナンシャルグループ会長、宮崎銀行頭取、九州電力会長、九州旅客鉄道会長など錚々たる顔ぶれが並ぶ。</p>
<p>そのすべてが男性だ。「九州男児」という言葉に代表されるように、九州には男性優位のイメージがある。そこで、あえて九州におけるジェンダーギャップの現状を「見える化」すべく、独自に地域別の男女格差を調査した。</p>
<p>結果は、九州地方が全国11地域中ワースト3位。下に東海地方と北海道地方が続いた。項目別では、政治が足を引っ張った。</p>
<div class="chart">
<div class="chart_title">「九州ジェンダーギャップ指数」のランキング</div>
<div class="s_table"><table class="tb_women01">
<tbody>
<tr>
<th class="jg01"></th>
<th class="jg01">経済</th>
<th class="jg01">教育</th>
<th class="jg01">健康</th>
<th class="jg01">政治</th>
<th class="jg01">総合</th>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">沖縄地方</th>
<td class="align1">1</td>
<td class="align1">1</td>
<td class="align1">3</td>
<td class="align1">3</td>
<td class="align1">1</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">南関東地方</th>
<td class="align1">7</td>
<td class="align1">5</td>
<td class="align1">8</td>
<td class="align1">1</td>
<td class="align1">2</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">北陸地方</th>
<td class="align1">2</td>
<td class="align1">9</td>
<td class="align1">4</td>
<td class="align1">4</td>
<td class="align1">3</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">四国地方</th>
<td class="align1">6</td>
<td class="align1">2</td>
<td class="align1">5</td>
<td class="align1">8</td>
<td class="align1">4</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">中国地方</th>
<td class="align1">5</td>
<td class="align1">3</td>
<td class="align1">10</td>
<td class="align1">7</td>
<td class="align1">5</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">近畿地方</th>
<td class="align1">8</td>
<td class="align1">6</td>
<td class="align1">7</td>
<td class="align1">2</td>
<td class="align1">6</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">北関東・甲信地方</th>
<td class="align1">9</td>
<td class="align1">4</td>
<td class="align1">1</td>
<td class="align1">5</td>
<td class="align1">7</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">東北地方</th>
<td class="align1">3</td>
<td class="align1">8</td>
<td class="align1">6</td>
<td class="align1">9</td>
<td class="align1">8</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">九州地方</th>
<td class="align1">4</td>
<td class="align1">7</td>
<td class="align1">9</td>
<td class="align1">10</td>
<td class="align1">9</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">東海地方</th>
<td class="align1">11</td>
<td class="align1">10</td>
<td class="align1">2</td>
<td class="align1">6</td>
<td class="align1">10</td>
</tr>
<tr>
<th class="jg02">北海道地方</th>
<td class="align1">10</td>
<td class="align1">11</td>
<td class="align1">11</td>
<td class="align1">11</td>
<td class="align1">11</td>
</tr>
</tbody>
</table></div>
<div class="wp-caption-text"><span>出所：一般社団法人 九州経済連合会</span></div>
</div>
<p>では、九州のなかでも宮崎県にフォーカスして見ると、どうなのだろうか。</p>
<h2>宮崎県は政治指数が全国最下位に</h2>
<p>2023年3月8日、上智大学法学部の三浦まり教授が監修し、共同通信社が事務局を務める「地域からジェンダー平等研究会」は国際女性デーに合わせ、「<a href="https://digital.kyodonews.jp/gender2023/" target="_blank" rel="noopener">都道府県版ジェンダー・ギャップ指数</a>」の最新版を公表した。</p>

<div style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><a href="https://digital.kyodonews.jp/gender2023/" target="_blank" rel="noopener"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman01_ss01.png" alt="" https:="" digital="" kyodonews="" jp="" gender2023="" rel="noopener" target="_blank" width="600" height="827" /></a><p class="wp-caption-text">「<a href="https://digital.kyodonews.jp/gender2023/" rel="noopener" target="_blank">都道府県版ジェンダー・ギャップ指数</a>」のウェブサイト</p></div>

<p>こちらも、本家のWEFの指標を参考にした独自調査で、「政治」「行政」「教育」「経済」の4分野における指数を都道府県別に分析している。九経連の調査と同様、特に政治分野が深刻だ。</p>
<p>宮崎県には女性の国会議員、市町村町がおらず、女性知事もまだ誕生していない。加えて、女性がゼロの議会が前回調査から約2割増えたことから、宮崎県は政治の指数で2023年、前年の全国40位から順位を落とし最下位となった。</p>
<p>そのほかも、行政分野が前年37位から42位へダウン。教育分野は前年46位から37位と若干改善したものの低調。全体として振るわなかった。</p>
<p>2022年版では、宮崎県の講評として以下の記述があった。</p>
<blockquote>
<p>県の大卒程度職員採用、管理職登用には格差があり、行政は37位に。教育は小中高校の校長や教頭、県教育委員会事務局の管理職の女性割合が低いといった課題があり、46位にとどまりました。</p>
</blockquote>
<p>「<span><a href="https://pre-miya.com/paper/kennaiippan/114099.html" target="_blank" rel="noopener">本県男女格差浮き彫り 『教育』『政治』『行政』低迷</a></span>」「<span><a href="https://pre-miya.com/today/shakai/114078.html" target="_blank" rel="noopener">重要ポスト女性不在 『ガラスの天井』根強く</a></span>」「<span><a href="https://pre-miya.com/today/shakai/86934.html" target="_blank" rel="noopener">6割が目標未達成　第3次みやざき男女共同参画プラン</a></span>」……。</p>
<p>2022年の調査結果にぶら下がる宮崎日日新聞の関連記事のタイトルが現状を物語る。</p>
<h2>女性が多いのに格差がある</h2>
<p>令和4年版の男女共同参画白書によると「女性議員」の割合が最も多いのは東京23区などの「特別区議会（30.7％）」。「政令指定都市の市議会」「市議会全体」と続き、「都道府県議会（11.8％）」と「町村議会（11.7％）」がワーストを争う。地方や郡部へ行くほど女性比率は下がる。</p>
<p><a href="https://www.pref.miyazaki.lg.jp/gikai/about/members/index.html" target="_blank" rel="noopener"><span>宮崎県議会議員</span></a>の顔ぶれを見ると、37人中女性はわずか3人。率にして8.1％にとどまり、町村議会の平均をも下回っている。たまたま今が低いわけではない。過去10年間、ずっと都道府県議会の全国平均を下回ったままだ。</p>
<p>宮崎県職員の管理職に占める女性比率も、2021年4月時点で全国平均11.8％を下回る7％にとどまる。諸外国に比べれば全国平均も相当に低いが、10年前の2012年比で5.3ポイント増と増加傾向にはある。対して宮崎県は同2.1ポイント増。全国平均との差は広がっている。</p>
<div class="chart w600">
<div class="chart_title">県職員の管理職に占める女性割合</div>

<div id="attachment_4329" style="width: 600px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-4329" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women01_graph-300x208.png" alt="" width="600" height="416" class="wp-image-4329" srcset="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women01_graph-300x208.png 300w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women01_graph-1024x710.png 1024w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women01_graph-768x532.png 768w, https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/women01_graph.png 1200w" sizes="auto, (max-width: 600px) 100vw, 600px" /><p id="caption-attachment-4329" class="wp-caption-text"><span>注：出所は県生活・協働・男女参画課。各年4月1日現在。「課長級以上」には知事部局のほか、人事委員会事務局、労働委員会事務局、監査事務局、議会事務局、企業局、警察本部を含む。</span></p></div>
</div>
<p>宮崎県は女性が多いにもかかわらず、全国平均より大きな格差が存在し、埋まらない。</p>
<p>宮崎県は、歴史的に人口に対する女性比率が高い。「令和３年度版宮崎県男女共同参画の現状と施策」によると、宮崎県の「人口性比（女性100人に対する男性の数）」は89.4であり、全国の94.7と比較しても高い。世代別では、「20～24歳」「30歳～54歳」について、全国では男性が女性の人口を上回っている。だが、宮崎県では女性のほうが多い。</p>
<p>都城市出身で、都市部で起業したある女性は、「私見」としてこう話す。</p>
<p>「“島津の血”が流れすぎているからなのか、宮崎はなかなか女性が一旗あげるような雰囲気ではない。出たいと思っても出られずに燻っている<span style="color: #000000;">女性</span>もいっぱいいると思う」</p>
<p>だが一方で、朗報もある。</p>
<h2>女性の社会進出が比較的進んでいる</h2>
<p>先に示した、都道府県版ジェンダー・ギャップ指数の経済分野では、宮崎県は2022年、6位と好調だった。</p>
<p>2023年は、「フルタイムの仕事に従事する男女間の賃金格差（37位）」「企業や法人の役員・管理職の男女比（29位）」等が足を引っ張り23位へと順位を落としたが、「共働き家庭の家事育児などに使用する時間の男女格差（9位）」「フルタイムで働く人の男女比（13位）」など、依然として好調な要素もある。</p>
<p>宮崎県内の生産年齢人口（15～64歳）で女性の就業率は増加傾向にあり、特に子育て世代にあたる25～44歳の就業率は全国に比べて高い水準で推移している。</p>
<p>男性の意識も九州内で開きがある。内閣府が2015年に実施した意識調査で、「一般に夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」と思うかと尋ねたところ、「そう思う」「ややそう思う」と答えた男性の比率が全国で最も多かったのは福岡県だった。一方、「妻は家庭を守るべき」と答えた宮崎県の男性の比率は全国で30位だった。</p>
<p>これを、「共働きへの理解がある」と捉えるのか、はたまた、男性の稼ぎが低いため「経済的な理由から女性も働かざるを得ない」と捉えるのか。いずれにせよ、「女性の社会進出が比較的進んでいる」ということは言えるだろう。</p>
<p>さらに、都城市に限れば、政治や行政の面で男女格差が<span style="color: #000000;">大きい</span>、とは言えない。</p>
<p>都城市議会議員の26人中、女性は7人で約27％。全国の市議会全体の16.8％を大幅に上回っている。都城市職員の女性管理職比率も2022年4月時点で20.4％とかなり高い。「2025年度末までに20％」としていた目標値をすでにクリアしている。</p>
<p>逆境はある。しかしそれを跳ね返し、輝いている女性はたくさんいる。次回以降、そんな女性の生き方や価値観を深掘りしていく。</p>
<p style="text-align: right;">（<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/">次回</a>に続く）</p>
<a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4158/" class="cardlink" target="_blank" rel="noopener noreferrer">
    <div class="cardlink_thumbnail">
        <img decoding="async" src="https://think-miyakonojo.jp/images/2023/03/woman2_hero2-500x500.jpg">
    </div>
    <div class="cardlink_content">
        <span class="cardlink_timestamp">2023.03.10</span>
        <div class="cardlink_title">
            デザインで都城を支える女性集団　<span>フジタカデザイン社長・藤高未紗さん</span>
        </div>
        <div class="cardlink_excerpt"><span>都城市で活躍し、輝いている女性にフォーカスし、男女格差をなくす糸口を探ります。まずは、ウェブデザインやパンフレット制作などを都城市で手がけるフジタカデザインの創業者、藤高未紗さんの「生き方」に迫ります。...</span></div>
    </div>
    <div class="cardlink_footer"></div>
</a>The post <a href="https://think-miyakonojo.jp/article/4117/">「ジェンダーギャップ」の現在地　<span>男女格差、全国から九州・宮崎まで</span></a> first appeared on <a href="https://think-miyakonojo.jp">Think都城</a>.]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://think-miyakonojo.jp/article/4117/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
